瞑想のすすめ | 脳神経内科看護師刺繍家・ナース刺繍のブログ

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看護師であり刺繍家である私がシビれた(最高の褒め言葉)アート、カルチャーについてつづります。

瞑想をなさったことありますか?

検索すれば、やまほど動画が出てきますね。


瞑想をすると前頭葉がきたえられ不安がやわらいだり、リフレッシュ効果や集中力をたかめる効果があるそうです。

ストレスフルな医療従事者のみなさんにも、心を強くたもつのにおすすめです。



しずかな場所で足をくんですわり、背筋を伸ばして…

というのが基本なのでしょうが、わたしは通勤時間を利用しています。


それまでは電車にゆられる時間をブログを書くのにあてていたのですが、ほんの10分ていど立っている時間を

「マインドフルネス瞑想もどき(笑)」

に使うのにちょうどいいな、と思ったのです。



自分の意識というものはいつも自分の体をはなれてしまいます。


「きょうの仕事はいそがしくなりそうだな」

「もうおなかがすいてきちゃった」

「昨日は息子をしかりすぎたな」


などなど、起きているかぎりいつも何かを考えています。


マインドフルネス瞑想というのはその意識をじぶん自身にもどす、ということのようです。


自己流のやりかたで恐縮なのですが、わたしは脚に意識を集中させます。

電車では手すりをあまり持たないようにしているので、ゆれても転ばないように気を付けます。

このとき

「足の裏のどのへんに圧力を感じるか」

「力を入れているのはどちらの脚か」

「使っているのはどの筋肉か」

などを感じるようにします。


このときにどうしてもちがうことを考えてしまいます。

「広告のモデルさん、かわいいな」

なんて思ってしまっても

「あー!またちがうこと考えちゃった!」

などとイライラしなくて大丈夫です。

あたりまえのことですから、考えてしまっていいんです。


そういうときは、思ったことを自分の脇のほうに「すっ」と捨て、消えてしまうのを感じます。

そしてまた脚に集中します。


どんなに意識がそれてもそれを繰り返します。

慣れてくると、どんなにまわりが電車の音で騒がしくても集中できるようになってきます。

じぶんでも不思議です。


電車をおりる時にはリフレッシュするのを感じます。


それまではいつも仕事のことが不安で、電車に乗っているあいだ中、

「ほかのスタッフさんに迷惑をかけないだろうか」

「患者さんにお叱りをうけないか」

などあれこれ考えてしまい、肩に力が入ったまま職場のドアを開けていました。


電車瞑想をすることで、

「なんとかなるさ~」

とよけいな力が抜けたように思います。


続けていくと、ストレスに強くなるそうですからこれからも電車瞑想を楽しもうと思います。


集中するのは体のどこでもいいそうです。

カバンをもってる手の感触。

洋服が皮膚にあたっているかんじ。


また、あたまの中をひたすら空っぽにしてもいいようです。

ご自分なりに、数分間でもいいのでつづけてみられてはいかがでしょうか。

今より少しだけ前向きになれるかもしれませんよ。



きょうも読んでくださってありがとうございました。


「ナース刺繍」は現役看護師のわたしが日々の仕事のなかで、思ったことや気づいたことをつづらせていただいております。


また刺繍作家としても活動しております。



医療従事者のみなさんや医療器具マニアのみなさんに「くすっ」と笑っていただけるようなお品づくりをめざしています。

販売もかねてクリーマさんにギャラリーも開設しておりますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね↓


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