ナースのお仕事と「グロさ」 | 脳神経内科看護師刺繍家・ナース刺繍のブログ

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看護師であり刺繍家である私がシビれた(最高の褒め言葉)アート、カルチャーについてつづります。

・のどに刺さったサカナの骨を抜く動画


・歯に穴を開けて排膿する動画


この2つがピンポイントに大好きで

さがしまわって観てしまいます。


大手術ではないのですが、

サカナの骨が抜けたとき、

膿が出きったとき、

「すっきりした~」

という爽快感がたまりません。



それはそうと


看護師のしごとは「グロテスク」と背中合わせ


と思われがちですが、実際そうでもないかな…と思います。


以前はたらいていた脳外科病棟では、手術後のキズや頭からチューブが出ているのをみることはありましたが、血みどろというわけではありません。


内科は採血以外に血をみることはほぼありませんでした。


血をみるのはわたしも好きではありません。

そもそも

「血が出た!」「きゃー!」

というよりも、

「感染のもとだから血は怖い」

という感覚でしょうか。


それでも白衣を着て仕事モードに入れば、どの看護師さんも血にひるんでいるわけにはいかないとおもいます。

それこそ救急外来や、手術室のスタッフのみなさんは血との闘いなのでしょうね。

頭がさがります。



ひとつ申し上げておきたいのは、

手術動画は好きでも、ホラー映画やスプラッター映画(=残虐映画)は苦手です。

これは大半の看護師がそうではないかと思います。


人命救助のため血と、殺人・傷害でみる血はやっぱり別物だとおもいます。


もちろん、スプラッター映画には作られた方々の熱い思いがありますから否定するつもりはまったくありません。

ただ、人が苦しむところは基本的に見るのがつらい…と思うところです。


きょうも読んでくださってありがとうございました。


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