今回は名古屋線を走っていた大阪線の2両編成の車両を見ていきます。
1220系VC22+4
鳥羽行き急行(631列車)に入るVC22。1220系は日立製VVVFインバータを積む系統では古参の部類に当たります。
モーター車に乗っていると震えが体全体にまで伝わるほど大きかった覚えがあります。
2018年のダイヤ改正では、土休日ダイヤの朝と翌日が土休日ダイヤの日の夜に高安検車区所属の2両編成が名古屋線に乗り入れていました。
1220系はVC21・22・23の3編成がありますが単独での旅客運用が出来ないため、旅客運用に入る際は必ず他の編成と連結して運転されています。
1420系VW21+4
こちらも631列車ですが、VVVF試作車のVW21が充当されていた時のものです。
2020年のダイヤ改正前までは数回名古屋線に乗り入れていました。
1420系VW21は、1983年に「1250系VC51」として製造されました。
現在の1201系と同じ裾がまっすぐに落ちた車体にVVVF装置を付けた試作車です。
起動音は3200系に似ているでしょうか?
その後1250系が車体を変更して製造されVC52(現・1422系VW22)が製造され始めると、それとの区別を付けるため系式名を「1251系」と変更。さらに後に奈良線向けに1249系が製造され始めるとそれとの重複を避けるため系式名を「1420系」と変更し、電算記号もVW21となりました。この時VC52~57は1422系と系式名が変更され、電算記号もVW22~27となっています。
2016年ダイヤ改正の時までは、名張発名古屋行き急行(9734列車)で名古屋線に入ってきた車両が日中の名古屋線急行運用に入っておりそこにVW21が充当されたこともありました。
(平日→623/9734/937/4036/4237)
(土休日→623/9734/937/4036/4237/1436/1637)
今ではめったに見ることが出来なくなったVW21の「急行松阪」幕です。
先述の鳥羽行き急行(631列車)には信貴線運用に半分固定されている1430系VW31が入ったこともあります。
大脱走ですね。
前回の記事で上げた伊勢中川行き急行(635列車)のVX01の名古屋寄りに連結されていた2430系W42。
このW42も単独での旅客運用が出来ないため、他の編成と連結して運用に入ります。
1254系VC54+4
1253系に滑走検知装置を取り付けたのが1254系です。
この1254系はVC54の1本のみで、単独運用も可能であるため名張⇔伊勢中川の2両普通にも入ったりします。
車番と方向幕。
1253系VC55+4
1254系VC54には滑走検知装置が取り付けられていましたが、次のVC55には滑走検知装置が取り付けられず1253系となりました。
1253系も全編成(VC53・55~57・60・61)が単独運用可能です。
2430系W38+4
名張発名古屋行き急行(9734列車)に入っていた2430系W38です。
2430系の2両編成では唯一、単独運用が可能な編成です。
名古屋線に2410系や2430系が入ってくるのを見るとちょっとテンション上がってました()
今日のところはこんな感じです。
また気ままに更新していきます。