こんばんは


帰省して母に朝ドラ「虎に翼」の素晴らしさをアホみたいに語っていて、ドラマの魅力は伝わらなかったのですが(むしろ嫌いと言われた)



どんなに男女平等や職業の性差がなくなってきたとはいえ、昔から変わらない日本社会の歪みを感じており、やはり女性は働きにくさを感じてます。



日本の女性の多くは出世したくない、と聞きます。

縁はありませんが、私もそう思います。




仕事で目標達成や部下の管理など、責任が重くなって給料は大して変わらない。部下に仕事をさせて目標達成しなきゃいけないなんて向いてない。



今のお給料で生活出来てるから十分だなと。   


 



休みも取りにくいし、休日も携帯オンにしていつでも連絡が取れるようにしないといけない、外資系だと時差の関係で深夜帯の会議もあるそう。家庭もあって子育ても家事もあるのに、これ以上仕事との両立は無理…って思いますよね。(働き方改革って?)



話は逸れますが、ちなみに求人だしても応募すらない当社



実際管理職以上に昇進した元女性の上司は、




女性の台頭が疎ましい男性陣から対等に取り合ってくれない、嫌がらせをする、重要な事を教えてくれない、と話してくれました。




男性優位でありたいと思う社会、働いてる男性の方が大変なんだから、女性は楽なんだろう?

営業で取引先と戦って会社に利益をもたらしている人間が偉い、事務職なんて誰でもできると女性を見下す傲慢さが一番の原因じゃないかと思ってます。




私の会社でもせっかく出世したから会社を変えたい、自分の意を反映させたいと意欲を持っても、男性経営陣からの攻撃に心が折れて有能な女性管理職が多く辞めていきました。




男性も誰にも負けたくないし、弱みを見せられずに虚勢を張り続けないといけないようですが。





そんな社会の中で働いている私達、根本には





昇格したら自分を大切にできない、これ以上自我を亡くすというのが嫌ということなんだろうと。





大昔は自我を亡くしても、自己犠牲が美徳という前提の上に報酬として差し替えられたから我慢ができたと思うんです。




はじめに戻って、虎に翼は社会の常識に従うのが幸せ、に疑問を持った女性達が法曹界に足を踏み入れるのだが、根底には「社会や親が決めたレールに乗るような自己犠牲はしたくない。」ということ。




女性も社会を変えるべく闘うしかないのが現状で、しかし方向性を誤ったらますます競争社会が加速しかねない。




働く=自己犠牲の構造を変えないと、日本の女性の社会進出発展にはつながらないだろうなと思ってます。





辛い話ばかりだったので甘いもののせておきます