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歯車の行方

あら、まだ足りない

旧友へ

 

君がこの世界から旅立ってもうすぐ一年だ。

 

今、元気かな。

そっちの世界で君は誰として生きているのかな。

 

僕の事はもう忘れたのかな。

 

泣いて泣いて泣いて、涙が止まらなかった

あの頃の僕に君は手を差し伸べてくれた。

 

それから毎日、ずっと離れなかった。

遠くにいても、いつもそばにいた。

 

君は僕以外の友達が出来てからも、

この不安定な世界で生きる楽しさを僕に伝えてくれた。

 

僕は今、君の残してくれたぬくもりに縋って生きているよ。

やっぱり、誰かがいてくれないといけない。

 

そんな甘えた僕をたまには叱りに来て欲しい。

 

それじゃあまた。

あまり重たい手紙を送ると、切手代が馬鹿にならないからね。

 

僕より