
瓢箪くんパートです!
お辞儀草くんのあとにプレイしたので、少し効率よくなってます(私が)。
なので多分前編と後編だけでおわる予定です。
今回も結構日にちが経っているのでうろ覚えで会話はキャラ同士っぽくなっています。
前回同様中の人はキャラの親御。
注意:グロテスクな表現があるかもしれないです
犬神筋(瓢箪ver)
黄色→蒲公英(KP)
緑→瓢箪(PC)
灰色→誤魔化し描写
【】→技能
「唐揚げ丼おいしいです」
「お前さん毎回それ頼むのう」
「よし。飯も食ったしクトゥルフTRPGはじめるぜー」
「最近の遊びは変わっとるのう本当に」
「最近っつーか、TRPG自体は10年くらい前の方が流行ってたらしいけど」
「最近じゃ」
「おじいちゃんェ…」
「こら」
「今回も『犬神筋』やってくぜ」
「“も”?」
「あんたは16歳高校生。ふーちゃんとはただのクラスメイトで付き合ってないからそのつもりで」
「……16歳とはどんな感じだったかのう」
「もうありのままのお前でいいから…。さっさとキャラ作るぜ」
「少し寒い(´・ω・`)」
「クーラーの話か。 あ。一応聞くけど名前は?」
「面倒じゃ。瓢箪のままで良いじゃろう」
「ふーん。苗字?名前?」
「両方かのう」
「おい」
・瓢箪(16)

STR13 DEX11 INT11 CON10
APP10 POW10 SIZ11 EDU11
アイディア55 幸運50 知識55
HP11 MP10
目星75 聞き耳45 図書館75 回避92
考古学41 変装71 拳80
※学生ルールを採用しています
「なんで変装?」
「いや、必要と言われたもの以外は何を用意すべきか悩んでのう。この中でわしが使えそうなものと言ったらこれくらいじゃ」
「ならいっそ年齢操作アリにするか」
「おぉ!」
「ただし、顔が変わったりは難しいから化粧とかない限りは年齢までな」
「使うタイミングあるじゃろうか…」
「あと、現代日本だから人前でやるなよ?」
「わかったわかった」
「持ち物とかはどうする?」
「学生じゃろ? そんな変わった物持っているとは思えんが」
「だな(広辞苑ェ…)。あ。ケータイとかは?」
「わし(瓢箪)が持っとらんしのう。要らん」
「OK。 そんじゃ、『犬神筋』をはじめよう」
舞台は現代日本、とある県とある町。
6月の梅雨真っ盛り。
じとじと降り続く雨は、人知を超えた何かを隠し、雨に濡れた地面は何を写すのか
「あんたは放課後、自分の教室である2-Fの前にいる」
「ほう」
「忘れ物を取りに来た瓢箪は教室に入ろうとする。 で、中に人の気配を感じるな」
「誰かおるのか? 扉の窓から覗こう」
教室には4人の人影が見えた。
4人とも女学生の服を着ており、1人を3人が囲っている様子が見えるだろう。
彼女ら全員を君には見覚えがあった。
囲まれている少女は犬養ふく子、君のクラスメイトだ。
彼女の周りには三人。一条初春、二屋次子、三谷美紀。また彼女らも君のクラスメイトだった。
ふく子は今にも泣き出しそうな顔をしており、己の足元を見ている。床には彼女の物と思しき教科書や筆記用具が鞄から溢れ散りばめられているのが君には見えた。
3人は俯いたふく子に笑いながら、更に傷つけようと言葉を吐きつける。
「『やーい。お前んちラーノベ作家ぁー』」
「どんないじめ!? 中途半端に今時じゃな!」
「ちなみに今回はいじめっ子3人共モブだから。 誰か花とかじゃないから!!」
「何を必死に言ってるんじゃ?」
「で、お前はどうする?」
「むぅ。わしは忘れ物を取りに来たんじゃったか?」
「おう」
「なら偶然を装って中に入ろう」
「おーけー」
ガラッと開いた扉に3人は驚いたように目をやった。
君は特に気にした風もなく真っ直ぐ自分の席に向かう。
その様子に一条たちは興が削がれた様で自分達の荷物を引っ掴むと、舌打ちしながら教室を後にした。
残ったのは君とふく子の二人きりだ。
「ふむ。一応、大丈夫かどうか聞こうかの」
「ふーちゃんは『ありがとうございます』と申し訳なさそうに俯くな」
「『気にすることはない。それより何故お前さんは彼女らに虐められているんじゃ?』」
「(お。突っ込んでくるな)」
「それは……。」
彼女は俯いたまま小さな声で「自分が弱いから」と呟いた。
昔からおどおどして自分に自信がないと。同級生の会話にもついていけずに、一年の頃は仲が良かった筈の一条達はいつの間にか自分を攻撃するようになったと。
それでも強く言えない自分が悪いと彼女は言った。
「ここで【聞き耳】をどうぞ」
「成功」
もう一度大丈夫かと聞いた君に「大丈夫」と彼女は返すと自分の荷物を拾い始めた。
その時、本当に小さな、微かとさえ言える彼女の声が君の耳に届くだろう。
「人を恨まない…だって……」
「だ、ダメな奴じゃこれは!」
「今の発言を本人に聞いてもきょとんとされるぜ」
「と、とりあえず荷物を拾おう! わしも手伝う!それで出来ればふくを送って帰るぞ!」
「(助かるなぁ)」
☆通学路
梅雨である空は未だに厚い雲に覆われ、しとしとと雨を降らせ続ける。
君達は隣同士に並んで歩きながら、傘に当たる雨音を聞くだろう。
「さて。なんかしとく?」
「そうじゃのう。こういった時は先ず連絡先の交換が必要か」
「さっすが。 でもお前ケータイ持ってねーけど」
「∑(゚д゚ )ハッ!?」
「ついでにふーちゃんもケータイ持ってない」
「(;゚Д゚)!? こやつら本当に今時の少年少女か!?」
「俺に言われても…」
「ええい、なら家の電話番号で良いじゃろ!」
「何かあれば連絡してくれ」
そう言って君は電話番号を伝えた。
ふく子は驚いた様にしていたが、すぐ申し訳ないと頭を下げる。
それでも、「友達になってくれると嬉しい」と言って自分の電話番号を君に教えるだろう。
そうこうしている間に素朴な一軒家が見える。
表札には“犬養”と書かれており、門の前まで行くとふく子が頭を下げた。
また明日と彼女は微笑むと家に入っていく。君はその笑顔がどこか儚げに感じるだろう。
「これは純愛ですわ」
「お前さん等とは違うんじゃ」
「すっげー失礼!」
◎二日目
「今日も今日とて雨」
「まぁ、普通に傘をさして学校に向かうかのう」
「あんたって朝早い?」
「そりゃあ早めに起きるが」
「…おじいちゃん(ボソッ」
「16歳じゃ!」
「なら学校へ向かう途中、ふーちゃんに会うな」
「ほう。一緒に登校しようかのう。」
「ふーちゃんは照れた感じに了解すんぜ」
「ところでふくの家はわしの家の近くなのか?」
「んー。 いや、お前の通学路の通り道から別れて、大体10分くらいの距離はあんな」
「意外と遠いんじゃな」
「(前回(※おじぎ草)はもっと遠かったけどな)」
昨日と同じように二人で並んで歩く。
しばらく彼女は俯いていたが、意を決したように顔を上げると君に話しかけた。
「私……今日はちゃんと言おうと思います」
彼女は勇気を出して三人にいじめを止めるように、はっきりと自分の意志を3人に伝えると君に言った。
「おぉ! なら付いて行こう」
「それは断られるな」
「うーむ。いつ頃言うかどうかはわかるか?」
「放課後とは言ってる」
「なら、放課後に影から様子でも見ていようかのう」
「はいよ」
「(言えれば、な)」
学校に着いた君は昇降口に靴と傘を置くと、真っ直ぐ教室に向かった。
2-Fに着くと普段通り扉を開け教室へ入る。
と、そこで立ち止まった。
「ん?」
いつもと変わらないはずの教室。そこでまず感じたのは強烈な匂いだった。
その匂いが何か理解する前に君の視界に入ったのは、一面真っ赤な部屋。
中央には制服を着た死体。その死体の周りには切り刻まれたかのように肉片が点々と散らばっているだろう。
手足の無いその無残とも言える遺体に残った顔は、しっかりとこちらを向いていた。
血の気の無いその顔を君は知っている。
それは昨日まで確かにクラスメイトであった少女、一条初春の物であった。
「なっ…!」
「クラスメイトの壮絶な死を確認した君は【SAN】チェック」
「……成功」
「1点減少な。さて…(コロコロッ)ちぇ、成功か」
「? お前さんは何を振ったんじゃ?」
「お前以外にもチェックすべき奴がいるだろ?」
君が呆然と死体を見ていると、背後から悲鳴が聞こえた。
振り返るとふく子が口を抑えそのまま床に崩れ落ちるのが見えるだろう。
「う、隠せば良かったのか」
「ふーちゃんの悲鳴で先生や早くに登校していた生徒が寄ってくるな。それで皆惨状を目の当たりにする、と」
「ところでお前さん、さっき成功とか言っとらんかったか?」
「(にっこー)」
「おい」
「ふーちゃん強い(´・ω・`)」
「おい。おい」
「ふーちゃんはそのまま気絶して保健室に運ばれるな」
「むぅ、ついていくべきかのう」
「その前に生徒は体育館に集まるように言われる」
「……心配じゃが保健室行ったなら大丈夫か。体育館へ向かおう」
「ここで【目星】」
「む。失敗じゃな」
「マジかー…。じゃあ、そのまま体育館に着いた」
体育館では生徒達ざわざわと落ち着かない様子で整列している。
教師達も忙しく動いていたり、やってきた警官と会話しているのが見えるだろう。
「何かする?」
「ふむ、ふくはいないんじゃな?」
「おう」
「いじめっ子二人がどうしているか知りたいのう」
「じゃあ、【目星】で」
「成功」
君が辺りを見回すと、二屋と三谷を見つけることができた。
三谷は俯いて唇を噛んでいた。真っ青な表情で辺りを見回し、どこか怯えているようだった。
二屋は仲が良い一条が死んだからか表情が暗いが、他の生徒たちと同じく比較的にいつも通りに見えた。
「なんじゃ。二屋は随分薄情じゃのう」
「(まぁ、三谷の方がちょっと異常なんだけどな)」
「ふむ、他はなさそうかのう?」
「いや、二人を見ていたお前は二屋が列を離れて体育館を出ていくのがわかるな」
「ん? こんな時にどこへ行く気じゃ?」
「後を追う?」
「そうじゃな」
「なら、二屋がトイレに入っていくのが見える」
「お、おう。 なら仕方がない」
「ここでもう一度【目星】」
「え?……成功じゃ」
君は床に小さな水の跡を見つけるだろう。
その小さな水溜りはぴちゃぴちゃと小さな足跡をつけて歩いているように見えた。
今まさにその場で出来ている跡は、まるで四つ足の生き物が歩いているように君は見えた。
しかし、その主は見当たらない。
君は、まるでそこに透明な生き物が存在しているようだと感じるだろう。
「不思議な光景を目の当たりにしたお前は【SAN】チェック」
「なんじゃそれは……あ。失敗」
「1点の消失な」
その足跡は確かに動いていて、二屋のあとに続くように女子トイレへと向かっていった。
「ついて行っとるのか…?」
「どうする?」
「流石に女子トイレは……あ。」
「?」
「【変装】を使う」
「へ?」
「年齢操作で少し幼くなって、スカートを履けば女子に見えるじゃろ?」
「∑はぁああ!?」
「ふむ。朝練で着替えた後の女子のスカートがあれば良いんじゃが」
「ちょっ、それ」
「駄目か?」
「面白いからいいぜ(爆笑)。 じゃあ、【幸運】でスカートがあるか。【変装】で上手く女子に見えるか」
「どっちも成功じゃな」
「くっそwww」
君は少し若返ると年相応の厳つさが取れ丸みを帯びた顔付きになる。
そして女学生の格好をすればどこからどう見ても、まごう事なき少女にしか見えない容姿となった。

「ずるいwwこれは狡いwwww」
「ちなみにスカートの下にはジャージを履いておる。これで堂々と女子トイレに入れるのう」
「などと供述しており…」
「コラァヽ(`Д´)ノ!」
女子トイレに入った瞬間、悲鳴が上がった。
君が慌てて中へ入ると、まさに今、二屋の腕が引き千切られ床に落ちるのが見えるだろう。
その様子は何かに食い千切られた様にも見えるが、犯人の姿は確認できない。
床に倒れる二屋を呆然と見た君は、すぐ傍を“何か”が通り過ぎた様に感じた。
「生きとるのか!?」
「正直このパターンは想定してなかったんだけど、生きてる」
「良かった…」
「安心してる場合じゃないぜ」
「ん?」
「お前今の姿先生に見られたら…」
「!? スカートを脱いで元に戻るぞ!」
「間に合うか【幸運】で」
「成功!」
「(えーっと、二屋も他を気にする余裕は無いから気づかないって事で……。)」
君が変装を解くと同時に悲鳴を聞きつけた警官や教師がやってくる。
その惨状に慌てて二屋を病院へ連れて行くだろう。
先生の質問に答えたあと君はほっと息を吐く。
そして、今更思い出したかのように二屋の無くなった腕や目に見えない生物の存在に改めて実感し、全身の血の気が引く。
「ではここで【SAN】チェック」
「し、失敗したぞ」
「なら1d4……4面ダイスを1回振ってくれ」
「3じゃな」
「(一条で1、足跡で1。今のを合わせて5点で…)」
「おめでとう。一時間以内に【SAN】値が5点消失しました」
「えっ」
「【アイディア】で振ってくれ」
「おっ、成功じゃ」
「あーあ。じゃあ発狂してもらおう」
「へ?成功じゃぞ?」
「お前は【SAN】消失によって【アイディア】を成功させた。 つまり、恐怖を理解してしまったって事で発狂する」
「?」
「えーっと、とりあえず発狂な。10面ダイス振ってみ?」
「4じゃ」
「なら“早口でぶつぶつ呟くor多弁症”か」
君は先ほどの恐怖をありありと思い出し、その場にしゃがみ込みぶつぶつとつぶやき始めた。
教師が話しかけても「ありえない……ありえない…」としか言わずその場から動かなくなった。
「死んだか…」
「んなバカなwww」
《後編へつづく!》
・オマケ
せっかくなのでNPCに使わせていただいたキャラを描きました。

藤さん(保健医)
前回は本当にどうしてああなった。
今回も出てきます。

先代昼顔さん(犬養母)
美味しい役のはずなんだけど、正直そんなに情報持ってないから毎回どうすれば良いか悩む。
あと、和服にするか迷いました。

朝顔さん(住職)
今回は結構出てきますが、そもそも住職って年でもないような…
・さらにおまけ

無駄に頑張った