旅行記、観劇記ラスト | 笠松はるオフィシャルブログ Powered by Ameba

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さて!いよいよラスト
⑨Sleep No More

これはとっても特殊な作品。
チェルシーにある廃ホテル(地上6階・地下1階)を改装して上演されています。
ネタバレがありますので、知りたくない方はここまでで(^-^)
続きはこちら























この作品、まず観客が全員仮面を付けさせられます!はいコレです! 

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鳥みたい。笑


荷物を全て預け、上着も脱ぎ、身軽な格好にされます。
なぜかというと
この作品は役者も観客も
地上6階・地下1階のホテルの中を走り回って上演するから。💦
3時間の上演が終わった後は脚がパンパンになりました。笑


お話は『マクベス』がベースになっていて、ほぼセリフはなし。
ダンスと動きのみでストーリーは進みます。
1時間でストーリーが終わり、同じことが3回繰り返されての三時間。


パフォーマンスはホテル内のありとあらゆる所で繰り広げられています。
ホテル内には100程もの部屋があり、
マクベス夫人が舞踏会でダンスをしている時に、同時刻、別の場所ではマクベスが苦悩していたりします。
どこかにマクダフもいるし、バンクォーもいます。キャストみんながそれぞれの行動を取っています。
もちろん途中で彼ら同士が出会うこともあるし、全員が集まるときもある。そしてまた別々の所へ行ってしまう。


観客は上演中、館内のどこに行って何をしても構いません。
気になるキャストを常に追いかけて動向を見守ってもいいし、
途中で別のキャストを追いかけてもいいし、
ひたすら館内を探検して、そこにあるものを触ったり調べたり、なんなら食べてもいい(らしい)。

ただし、絶対仮面を取ってはだめ。声を出してもだめ。
なので誰か他のお客さんにぶつかっても謝れない💦

館内にはバスルームや森、寝室やダンスホール、お菓子屋さん、墓場、フロント、パウダールーム、といろんな場所があり、湿度から匂いまでこだわっています。

基本的にものすごく薄暗い。し、出演者以外は全員仮面をつけているので、誰もいない所を探索していて曲がり角で突然誰かに会うとものすごく怖い。笑


すごかったのは
私たち仮面隊がすごく至近距離で見ている中
我々を全く見えないものとして
リアルに三時間演じ続ける役者さんたち!!
ダンスもすごくレベルが高く
かつ、狭く薄暗く物がたくさんあり、人も沢山いる部屋の中で
アクロバティックなリフトを誰にも、何にもぶつからず、演じながらスススーっとやることに驚きました。

私なんて自分の家でベッドの角に足をぶつけているのに!
比べる対象じゃないけど。笑

まるで映画の中に入り込んだようなそんなリアルな体験ができます✨

あんな集中力、持ちたいわー!!と役者さんたちを尊敬しました(^-^)



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ラストの夜にスリープノーモアで走り回ってぐったりして、
翌日も朝から空港に行って↑↑これね。
空港観光して、さらにぐったりして、
飛行機でぐっすり眠って帰ってきました(^-^)


以上、
そんな私の2015NYの旅爆笑


長々とお付き合いいただきありがとうございました照れ