なんだか、急に思い出しました。
父は あたしの結婚式の5日後 亡くなりました。
ガンで 入院していて
ほんとは、結婚式まで
もたないかもしれないと言われてました。
しかし職人で
星一徹のような頑固オヤジは
なんとしても 出席するために、頑張ったのです。
痩せ細り、腹水がたまり痛々しいかったのですが、親戚の理容師のおばさんが髪を整えてくれ、
礼服を着て、車椅子でわたしとヴァージンロードを 歩いてくれました。
お父さんと 手を繋いだのは、これが初めてでした。
そのくらい、仕事人間でお正月しか、休んだことがなかったな。
自分の逝く日を決めた父は朝、
みんなを呼び
メッセージをくれました。
わたしたちには
『末永く仲良く』
お父さんの葬式も済んでぼーっと していた わたしに式をあげた教会から写真が 届きました。
これをみた瞬間 涙がとまりませんでした。
具合が悪かっただろうに お父さん 誰よりも笑顔で写っていたのです。
実はこの写真、ほとんど見かえしません。
涙がとまりませんから。