家の扉を叩かれた後、とにかくもう怖くて落ち着いて暮らせないと思った私は、苦情を入れることを考えました
普通は不動産屋さんに連絡をするところですが、うちは同じ建物に大家さんが住んでいるため、まずは大家さんに相談してみることにしました
隣人が様子がおかしい人だということは気付いていたとのことですが、やはり苦情の類いとなると、不動産屋さんを介してという形になるそうで、そちらに連絡してほしいと言われました
そこはまぁ予想通りなので不満はないです
大家さんが理解してくれていたというだけでとても心強かったですし
うちは敵視してるのに大家さんには良い態度だったりしたらそれはそれでまた違う怖さがありましたが、そういうことはなかったようです
大家さんに対しては軽く相談という形でしたが、不動産屋さんに連絡となると正式に苦情ということになるので、感情的にならず冷静に事を運ばねばなりません
ただ、普通に苦情を入れても、不動産屋さんから本人に注意して終わりの可能性が高く、病人相手だとそれではまるで意味を成しません
むしろ、はっきり敵と認識してしまって逆上したりしたらどうしようかという恐怖もありますし
隣人は一人暮らしのようでしたが、恐らく契約者は最初に挨拶に来た女性だろうと思うので、不動産屋さんに事情を説明してそちらに連絡を入れてもらえないかと考えました
苦情というより、いつでも連絡してもらえる体勢を作っておいてほしいという考えもありました
病状が安定してるとは言い難いので、もしまた何かあればすぐ連絡して病院に行くよう説得してもらうなりしてほしいというのもありました
でもやはり、後見人に連絡したところで何事もなく安定している状態であれば軽く注意してそのまま暮らし続けるのだろうし、そうするとやはり、こちらとしては気が気ではない
どうやら仕事もしているようだし、今のこの状態が『安定している状態』の可能性も高いので、警察に通報するぐらいのレベルのことでもやらない限りは何らかの措置ということにはならなそうな気もしたし
というか、病気なのに一人で暮らしてる時点で、何らかの事情を感じます
家族と折り合いが悪いとか、家族ももう匙を投げてしまっているとか
他に手段はないかとネットで調べたりしてみましたが、警察に相談したり役所のそういう人向けの窓口に相談だとかもあるらしいです
身寄りがいないような人の場合は、そういう窓口に相談しておくと、通院歴を調べてくれたり訪問して病院にいくことを勧めてくれたりするんだとか
何にせよ、とてもめんどくさいです
何故、たまたま隣に住んだだけの赤の他人のために、そこまで骨を折らねばならないのか
というか、私はどうしたいのだろう?
隣を追い出したいのか?
派手な事件を起こしたわけでもないのに、追い出すなんて出来るはずもありません
人道的な問題もありますし、ただ病気というだけの何もしてない人に出ていけだなんて、逆に訴訟ものです
かといって、何か起こすまで待つのもおかしな話で
何も起こしてなんか欲しくないんですから
なら共存していくしかないのか、と思ったところで、結論は出ました
引っ越そう
毎日ビクビクしながら、ベランダにも出られない暮らしに疲れました
事故物件並の心理的瑕疵があるにもかかわらず、家賃が安いわけでもなく
そんな思いをしてまでしてそこに住み続ける意味はないと感じました