葛西おしゃらくシリーズ3


おしゃらくの演目は
・そうだい節(高砂・木更津・笠松峠 他)
・常陸節(日高川・八百屋お七 他)
・新川地曳き・白桝粉屋
・日蓮記  ・髭題目踊り  ・宮谷坂
・細田の川  ・世直し   
・下総之国日の出の桜ねんねん子守(桜尽くし)
 などがある。

葛西おしゃらく保存会 会長 藤本 秀康


2週間ほど、休憩します。よろしくお願いします。

  葛西おしゃらくシリーズ2


 この芸能は、手踊りと芝居がかったものとに分かれており、演目により、それぞれにふさわしい仕度をして演ぜられる。
 おしゃらくという語源は、「お酒落」な意で、色彩豊かな、ひらくち 仕立ての長襦袢に しごき を締め、片袖を脱いで、裾を高く端折り「同抜き」と称する衣装が主流で三味線・太鼓・鉦 に長編の念仏唄に合わせて、扇子・手ぬぐい・四ッ竹などを持って踊られる芸能である。

  葛西おしゃらくシリーズ1


東京都千葉を流れる江戸川の下流域、東京都江戸川区葛西地区の雷(いかづち)・桑川・仲割・長島・新田・宇喜田・奉芝・六軒・七軒・十四軒・十八軒・各町、篠崎・春江・鹿骨・千葉県東葛飾郡浦安町・堀江・猫実・当代島の両区に「おしゃらく」と称する芸能が伝承されている。

 おしゃらくの起源は、念仏講で唄い踊られていた小念仏に、江戸中期頃、ゴゼや飴屋が流した歌などを含め、多種多様な芸能が降り入れられたもので、万作踊り・粉屋踊り・中山踊り、飴屋踊りなどの名称で、近世、江戸を中心に広く関東、東北地方に広まった、一業の芸能である。

  大般若の調べ学習 シリーズ5

先日、小学校で地域学習がありました。

大般若の祭りについて調べたいというので、大般若について話をして、質問に答えました。

その質問のいくつかを連載します


準備はどのように行っているの


前日に、大般若経に魂を入れる行事が行われた後に、当日参加する人達で、真蔵院に閉まってあった、大般若の道具を出して、組み立てる。
 曼荼羅の箱にまいてあった、黄色い布を細く手で裂いて配る物をつくったりする。

布を裂くのは雷(いかづち)の古老たちです。

一本一本、手で裂いていくので、ご利益があるようです。
 黄色い布は、家の中に飾っておいたり、腕や足に縛り付けて一年間の厄払いをしている人もいます。

私は愛用のカバンに着けてありますから、元気です。

  大般若の調べ学習 シリーズ4


先日、小学校で地域学習がありました。

大般若の祭りについて調べたいというので、大般若について話をして、質問に答えました。

その質問のいくつかを連載します

どうして女の人は参加しないの


江戸時代は、女性が祭りに参加すると汚れる(汚れて御利益がなくなると考えられていた。)ので、女性は参加させてもらえなかった。
雷(いかづち)では、数年前から女性の参加も認めるようになったが、大般若男性が女装するのが特色なので、女の人が女装しても意味がないので参加者はいまのところいません。

でも申し込めばやらせてもらえるかもしれませんから、チャレンジしてみてください。