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小学校の高学年では、探偵小説を夢中で読みました。でも、中学、高校では部活と受験勉強で次第に読まなくなり、一年に数冊ほど。学術論文を書いたり、調べたりしているうちに、いつしか読書イコール勉強になってしまいました。
ある日、中谷先生の本を偶然に図書館でみつけて、いままでの読書に対するイメージが覆されました。
やはり、本は自腹を切って買わないとだめ。
難しくて本が読めないのなら、子供向けの本を読みなさい。本に貴賤はありません。
コンビニに行ったらついでに本を買いましょう。
積ん読でも、よいから本に触れる生活を
この本の内容に書かれていることを実行すると、人生観がかわります。
ものの、見方考え方が変わり、過去を振り返らず、未来志向になりました。
私と同じように、小さい頃に本が好きだったかたがた、もう一度読書を始めて見ませんか?
「オリンピックの開会式が、どうして夜遅くに始まるのでしょう?」
「主催国の日本の時間帯に合わせれば良いのにね...」
テレビを見るのが唯一の楽しみであるという、高齢の患者さまたち、本当に残念そうでした。
色々あって、開催にこぎつけた五輪ですが、それらの問題点をお互いに考えるのには、良い機会かもしれません。
私にとっては、聖火台への点火が誰によって行われるのか、最大関心事でしたが、確認できずに寝てしまい、翌朝の新聞にも掲載が間に合わなかったのは、かなりの興醒めでした。
(2021/0724 院長)