![タイ撮影記録・Memories of Thailand-bankokukaketugi](https://stat.ameba.jp/user_images/20090406/10/kasaharathai/90/0c/j/o0500037510162133829.jpg?caw=800)
元気なバンコクのカケツギ屋のおじさん
この写真は2009年4月4日の朝の撮影。
このおじさんは毎日、ここで露天のカケツギの商売をやっている。
毎回同じホテルに泊まるので、近隣の人たちと顔見知りになっているので、
「こんちわ~」と片言のタイ語で声をかけると、
「よ~元気だったか?」と英語で返事が返ってくる。
国際都市であるだけに、多くの人が、流暢とは言えないが、
大雑把な英語を話すので、コミュニケーションをとるのは比較的簡単である上に、
温厚な人が多いので、タイの滞在は、私にとっては楽しいものである。
このおじさんに限らず、タイで多くの友人に恵まれ、
いろいろ助けてもらったり、教えてもらったりで、楽しい。
人間のネットワークができると、外国ではあるが、
もうひとつの自分の故郷ができるようなもので、
自分が外国にいるという気がだんだんしなくなってくる。
究極的には、故郷やホームタウンというのは、人であるとつくづく思う。
日本では、事務所にこもって、写真を撮りに出かけるくらいで、
後は機械のようにデスクワークの毎日なので、
なかなか人間のふれあいには程遠い毎日を送っているだけに、
私にとってのタイの滞在は、本当に一人の人間に戻れる気がする。