自宅を建て替えてから10年を経過しました。
まぁ、不具合は無いのですが○○をしておけば良かった ...、と言う事はいくつかあります。
建て替えをご検討中の方へ参考になれば幸いです。
1.全館空調でも個別エアコンの準備工事(出来れば1台は設置)は必ずせよ。
全館空調(に限らずですが)は夏の負荷が高くなった時に突然壊れます。(冷蔵庫と同じ)
自分の住まいの場合は最高気温が35℃超えになった途端に壊れました。
原因は室内機の熱交換器に穴があいて冷媒ガスが抜けてしまった事が原因でしたが、修理を依頼しても
メーカーは直ぐには来てくれません。当然、室温上昇は待ってはくれません。
高齢の両親がいる自分の場合、命に関わる事でしたので、持ち運びが出来るクーラーを一時的に調達して
何とか空調の修理が完了する期間を狭い部屋に籠もってしのぎましたが、可能であれば設計の検討時に
退避部屋みたいな部屋を想定して通常の空調を準備しておく事をお勧めします。
(準備工事はは全館空調を止めた場合を想定して全部屋を勧めします)
あと、全館空調(東芝製)の電源は動力(低圧電力)という通常とは別の契約が必要です。三相200Vという工場などで使用される特殊な電力なので、発電機や蓄電池やソーラーパネルからは電源を確保出来ません。
*災害時などは全く使用出来ない。(ここ重要)
⇒ コンセント・壁の穴空け・室外機設置の確保
2.ガスコンロでもIHの準備工事(電気配線)をしておこう
これも後からでは無理なので、準備だけはしておきましょう。
⇒ コンロ下にコンセント(独立した200V)
3.換気扇は絶対隣家と隣り合わない様に ...
設計士さんの気遣いでなるべくごちゃごちゃした外壁面は道路から見えない様にして頂きました。
電気・電話の配線とか、換気扇とか、ガスの給湯器とかです。
と、夜に突然サンマの匂いがしてきました。当然、自分の家てはサンマなんぞは焼いておりまへん。
外に出てみたら、隣家の換気扇から煙がもくもくと ..
そう、隣家の煙を自宅の換気扇が吸い込んでいたのです。これには隣家に苦情を言うわけには
いかないし ...
不幸にも隣家は油ものが好きみたいですー。💣
換気扇の通気孔の位置は本当に要注意ですよー。
4.積雪時の落雪防止は厳重に
自宅は屋根にソーラーパネルが乗っているので、積雪時は雪が落ちだすとまとまって落ちて来ます。
また、パネル設置場所以外の屋根の落雪防止装置も気休め程度で落ち放題でした。
忘れもしない2014年2月15日の大雪の際は落雪が酷すぎて呆然 ...
車は退避していなければ廃車でしたねー。
救いなのは落雪全てが自宅の敷地内だったって事。隣家だったら ..、思ったら恐ろし過ぎます。
これも後からだとかなり費用がかかります。
外構は引き渡しを終わらせて、落ち着いてからやろうと思っておりました。
やる事が多すぎて頭が回らなかったのですが、自宅の敷地は家が建ってしますと重機が
入らないんですよねー。庭の土がどうしようもないので地道に自分でやっておりますが、
10年たっても終わりませんー。庭の更地に草むしりは大変です。