このシリーズも早いもので第6弾になりますな。

猟友でもある猟の師匠から自作カスタムシースナイフを頂きましたので、その紹介をします^ ^

では、早速………はい、こちら!

ジャン!


ブレードの形は、ハンターの定番?セミスキナー!!

スキナーとドロップポイントが一体になったデザインです。


製作前に用途を聞かれたんで、イノシシ、鹿等の解体と伝えたので、師匠の経験からこの形状、サイズにしてくれたようです。


製作途中、ハンドルを自分の手に合わせてくれたのでピッタリ^ ^

そりゃ〜、師匠の手のサイズにしたらデカすぎるわ^_^

サイズ感はこんな感じ。


うーむ………バランスが良いのぅ。


鋼材は、日立金属製のATS-34

特殊ステンレス鋼で錆びずらく、切れ味も良いとの事。


ネットから拝借して、ちょっと紹介。

ATS-34

日立金属が世界に誇る鋼材。 錆びにくさも備えた最高のバランスを持つ特殊ステンレス鋼。

クロームを多くし耐蝕性を高め、高炭素鋼カーボンを多くさせ切れ味を良くしている。今現在世界でトップクラス。ラブレスもこれを使用している。


だってさ。

鋼材が軽いのか、これより小ぶりのバークリバーのフォックスリバーと比べても軽い。

並べるとサイズ感はこんな感じです。

フォックスリバーは、

全長210mm、刃渡100mm、厚さ4mm、重さ149.6g


このナイフは、

全長230mm、刃渡127mm、厚さ4mm、重さ131.4g

刃の仕上げは、ミラーフィニッシュで非常に美しい。

この美しさはステンレスの特徴ですね。

刃の形状は、ホローグラインドで、左右のカーブも均等でとても手作りには見えん………

つーか、どうやって削るの………これ………??


構造は、フルテーパードタング。

下はネットからのパクリですが………

フルテーパードタング(FullTapered Tang

ナイフ重量バランス調整するため、ヒルト部分から後方に向かって、タング両側面を対称薄く加工したタング

ラブレス氏の考案した型で、フルタングモデルの場合、テーパードタングになっていないものは、

カスタムナイフとは認められなくなっている。

この形状じゃないとカスタムナイフとは言えない!なんて書いてあるし………


でも、この形状が重心の良さと軽さにつながっていると思います。


手抜きせずに手間をかけて作ってくれていて、頭が下がります^^;


ファスナーボルトは二本。

山に行く人の必需品、ランヤードをつけるソングホールもあって、言うことなし!


ハンドルの素材は、タガヤサン(鉄刀木)。

あまり聞きなれない素材でしたので調べてみました。

ネットからの受け売りですが、黒檀、紫檀と同レベルに良い素材のようです(^^)


確かに、木目が美しい。

このハンドル形状もマル(^^)


このシースも師匠の自作で、ナイフにあった形状で綺麗に収まる。

いや〜、これはすごい。

素人の作品には見えんょ。


今年の猟期、早速使わせていただきます(^^)


ありがとうございました^ ^