<富士山 初冠雪発表ならず>今日11月6日(水)朝は、静岡県側からは富士山が雪化粧をした様子 | 歴史の散歩道~KANAのひとりごと

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<富士山 初冠雪発表ならず> 

 今日11月6日(水)朝は、静岡県側からは富士山が雪化粧をした様子が見られました。が、山梨県側は雲の多い天気で、甲府地方気象台から積雪を確認できれば「初冠雪」となりますが、16時40分現在、発表はありません。
今年は過去最も遅い「初冠雪」の記録を更新中です。

甲府地方気象台です。

たとえば富士山の麓や静岡県側から雪化粧が見えたとしても、山梨県甲府市にある甲府地方気象台から富士山の冠雪の様子が見えないときには初冠雪は発表されません。

以前は河口湖測候所も同様に観測、発表をしていましたが、2003年9月に河口湖測候所の有人化業務が終了した以降は甲府地方気象台に一元化されています。


ー観測史上最も遅い記録を更新中ー

これまでの富士山での最も遅い初冠雪の記録は2016年の10月26日で、今年はこれを大幅に更新中です。

▼ここ数年の富士山の初冠雪
 2024年  
 2023年  10月5日
 2022年  9月30日
 2021年  9月26日

今秋は雪が積もるほどのまとまった降水と気温の低下のタイミングが合わずに、なかなか冠雪となっていません。

低気圧や前線の通過時は、上空が暖かな空気に覆われたため、富士山頂では雪ではなく雨となったことが続きました。
冬型の気圧配置となったタイミングで北海道〜東北南部の山々で雪が積もりましたが、富士山では記録的に初冠雪が遅れています。

富士山初冠雪の定義

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富士山の初冠雪を発表する甲府地方気象台の場所

初冠雪とは、その年の「最高気温日」を観測して以降に、「山の全部または一部が、雪または白色に見える固形降水(雹など)で覆われている状態を下から初めて望観できたとき」を指します。

富士山の初冠雪を観測、発表するのは甲府地方気象台です。
富士山の麓や静岡県側から雪化粧が見えたとしても、山梨県甲府市にある甲府地方気象台から富士山の冠雪の様子が見えないときには初冠雪は発表されません。




㊗️初冠雪❄️←11月5日現在富士山未初冠雪せず(統計開始130年で最遅更新中~”