【獅子座の日蝕】2017.8.22 03:29
ある日、火山が噴火したとしたら
わたしたちはその突然押し寄せる
激しい大自然の躍動に驚き
大きな災難に狼狽えてしまいがちです。
唐突に訪れた大きな不幸に我が身を嘆いたり
「なんで自分だけ」
と神を恨むような思いが胸を駆け巡るかもしれません。
ですが、その突然訪れたように感じられる大変動はそのはるか以前より存在していたものが、
ただ形を変えて、表面に現れたというだけに過ぎない!
そういう見方もできるのではないかと思うのです。
平穏に思えた日常のその地面の下では、
熱く煮えたぎったマグマが噴火するはるか昔からそこにはたしかにあったのです。
今年2017年の2月26日に起きた魚座の日蝕からのこの半年間は、
このような「予期していなかった突然の出来事」がそれぞれの場においてそれぞれの形で起きたという人が、決して少なくないのではないかと思うのです。
ある人にとっては事件のような出来事だったかもしれません。
ある人にとっては感情的な爆発に見舞われたかもしれません。
またある人にっては健康を崩すような時期だったかもしれません。
いずれにせよ、突然あなたを襲ったように思えるそれらの出来事は、一見すると事故のような突発的な出来事のように見えますが、その実、そのずっと以前から潜在的に抱えていた可能性がこのタイミングで表面化しただけに過ぎない!ということに、いまのあなたは、決して少なくない心当たりを抱いているはずです。
それまで見ないようにしてきたこと。
わかっていながらも、先延ばしにしてきたこと。
開けなければと思いながらも、怖くて開けられなかった扉の先にあるもの。
それらがこの半年間、もう少し範囲を広げるならば昨年2016年9月からのこの1年の間に、
あなたの目前に半ば強制的に突き付けられ、
長い間抱えながらも、手を伸ばしてこなかったそれらのことに否が応でも向き合わざるを得なくなる!
そんな出来事があったのではないかと思うのです。
そして、この「強制的に向き合わざるをえなかった」ことであなたは大きな岐路に立ったのではないでしょうか。
それはつまり、何かのせいにしてそれらの出来事を排除しようとするのか!、それとも自分が創り出した出来事として受け入れ統合していくのか!という岐路に、です。
どちらの視点で世界を見るかによって、世界の見え方はまったく異なったものとなっていきます。
すべてはただ、あなたが持つ真の力の偉大さを思い出すためのプロセスにすぎません。
それらは、これからやってくる
「総人類世界創造時代」への準備段階に過ぎず、そしてそれらの出来事を経て、
宇宙の流れはこの日蝕からさらに次のステージへと移り変わっていきます。
日蝕は、これからの半年間にわたる
「大きな裏テーマの切り替わり」を現しています。
この8月22日から来年の2月までの半年間は
「生命への深い愛に目醒め、
理想へと世界を巻き込み動かしはじめる」
という大きな流れがあなたを強く後押ししています。
世界はあなたの登場を待っています。
あなたの魂が待ち望んだ瞬間が
いままさに訪れようとしているのです。
北條 毅より

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