七面山奥の院登拝させて頂きました\(^o^)/
「楽しいと書いて、楽(ねがう)と読む」
奥の院で頂いた言葉!
此処まで顔晴って登って来たから頂いた言葉だと感謝し、有難く頂戴しました(*^^*)

七面山は、苦行のお山として有名!
山梨の身延山地の中で最も高く(1989m)、700年前より、法華経に帰依する多くの信徒が登詣してきた聖地。
昔から「(登山は)大変だよ!」とカラーの生徒や身内(亡くなった祖母が信者だったので)等沢山の方々から言われていた七面山。
昨年、身延山さんからの流れで
更に踊りのお師匠さんたちから「大変!登山はきついよ!」の詳しいお話しを伺うも何時かは・・と思っていたのが、
目の前の課題を一つずつチャレンジしていくうちに
叶う時はあっけない程簡単に
そのチャンスが巡って来ました(笑)
朝、開門前の浅間大社(富士宮本宮)で湧水を頂き

七面山表登山口到着〜

住職でも自分の脚で登らなければならない七面山ですが、
足腰が不自由で自分で登ない方の為に
お越しが待機していました。
4人で5時間位かけて登るそうです。
ちなみに費用は30万円。完全予約制。

まだまだ自分で頑張れる私は鳥居をくぐり、
山頂までは60丁位だったかな ⁉4〜5時間位だよ!と教えて頂き、登山開始(^o^)v
先ずは1丁目から“南無妙法蓮華”とお題目を唱え、合掌しながら

ゆっくり一歩一歩進みます。
途中お茶の頂ける休憩所もありましたが(全部で3ヶ所程)、
腰を下ろし休むと辛くなるので
私は立ち飲み休憩を取りながらゆっくりと。
20丁過ぎ、少し疲れて来たかな〜と思い始めて来た頃
太鼓と“南無妙法蓮華”の声が上から聞こえ
白装束を来た信徒の団体とすれ違いました!
「南無妙法蓮華経を唱え法華経に帰依する者を守護する」と言われた龍女神 “ 七面山大明神 ” の住まわる七面山
そこからは心で “ 南無法蓮華経 ”と唱え登ります!
30丁を過ぎた頃からは腰痛が出始めましたが、日常鍛練してないから仕方ありません(苦笑)
まだまだ続くのかな〜と思い始めた45丁目過ぎ、和光門が見えて来ました!


そこから更に急な坂を登ると吉祥門と鐘が

洗心(口と手)し、鐘を突き、

吉祥門から入ると大きなお寺が・・
何故か此処から入ってはいけないと思い、
坂を登ると視界が開けた場所が・・
もしかして富士山を眺められる遥拝所?

この日は残念ながら、一面雲で富士山は観られず
遥拝所裏の随心門から急な石段を降りれば


(写真は、敬慎院から随心門を見上げたもの〜かなり急な石段でしょう!)

まさかの(頂上)1700mの敬慎院(50丁)でした\(^o^)/
4〜5時間(60丁?)かかると言われたのが、此処までびっくりの3時間半!

七面山敬慎院本殿参拝し、池大神社、満願社、敬慎院裏の美しい一の池に手をあわせ、

目指す七面山奥の院
お陰様で4時間、無事に登拝させて頂きました\(^o^)/

本堂でお題目を唱え、
焼香し、
御朱印を頂き、
珈琲をご馳走になり、
お話しを頂く事も出来ましたこと感謝です。
『楽しいと書いて、楽(ねがう)と読む』
帰りの参道では、気配を感じ森林を見上げれば神の遣いの鹿が・・
写真撮らせて!のお願いもOKと(笑)出逢いを頂きました(^-^)v

下りはゆっくりでペースを乱した事が災いし、膝痛出てしまいましたが・・
お陰様で無事下山出来ました事の感謝とご報告を、羽衣橋対岸にある「お萬の方」像へ。
お萬の方様は、徳川家康公の側室であり、
後に紀州徳川家の初代藩主と水戸徳川家の初代藩主の母になった方で、熱心な方蓮華信者だったそうです。
当時は「女性が登るとお山の気が穢れる」とされ、女人禁制となっていた七面山に登る為、白糸の滝に打たれ身を清めたのち登り、その禁制を解いたと言われています。
女性である私が今、七面山に登れる
のは、お萬の方様のお陰様ですね(^-^)v

七面山は、春と秋の彼岸の時、東から登った太陽が玉前神社(千葉)、皇居、寒川神社、富士山、七面山、元伊勢神社、西の出雲大社(島根)までを結ぶレイライン上にあり、
遥拝所から望む富士山の頂上に朝陽が登るダイヤモンド富士が素晴らしい!ので、
次回は敬慎院に泊まって、七面山大明神様の御開帳と富士山を観よう!と新たな目標が出来ました(^o^)
これからも楽しみながら叶えます(^o^)ゞ