西武新宿線の鷺ノ宮駅前で、大規模な工事が始まりました。

 

この工事は、都道補助第133号線整備工事の一環のようです。

 

都道補助第133号線とは、世田谷区桜上水駅から板橋区赤塚までを結ぶ道路計画です。

 

現状JR阿佐ヶ谷駅の南側青梅街道から、西武池袋線の中村橋の間を結ぶ中杉通りという道があります。

 

この中杉通りを延長し拡張するのが、都道補助第133号線という道です。

 

現在ある中杉通りの杉並部分は、すでに工事が終わり整備されています。

 

ところが中野区へ入ると、これが全く工事が進んでいません。

 

今回鷺ノ宮駅の南部分から工事の終わっている杉並部分までを、いよいよ工事を始めるようです。

 

ただこの部分は、従来の中杉通りを拡張するのではなく新たに用地を買収し直線で杉並部分と直結させるようです。

 

この道路は位置的には、環状第7号線と環状第8号線の間に位置し、両道路の渋滞緩和も見込んでいるようです。

 

                                   補助133白鷺通信より引用

 

2022年7月30日撮影したのが下の写真です。
 
鷺ノ宮駅の南口を出るとすぐに妙正寺側があります。川底と側道にそれぞれ8本の杭を打ってあります。

 

 

 

8月11日には、杭の間にブリッチが掛けられています。

 

 

8月19日には、鉄板のようなものが被せられブリッチが完成しています。

 
このブリッチは駅前の道より少し高くなっていて、道と直接つながっていません。
 
この後どうなっていくのか興味があるところです。
 
現在西武新宿線は、中井駅から井荻駅間を地下化する工事が進められています。
 
工事は中井駅から野方駅間がすでに始まっていますが、鷺ノ宮駅に関しては着工時期はまだ発表されていません。
 
でも十年くらい先には駅は地下化されますが、道ができるのは何十年先になることやら?
 
道にしろ鉄道の高架工事にしろ、土地の買収が進まなければ工事は終わりませんからね!
 
西武鉄道は高架化をあきらめ、工事費用が高くても地下化を選択しました。
 
東京では、リニア中央新幹線や東京外環道路など大規模な地下工事が行われています。
 
地下化工事の技術は、日本は高いのでしょうね!
 
参考