社会人3年目の装置製造のエンジニアが600~700時間残業してみて、起きたことや思ったことなど。

勤務時間について

勤務体系は平日日中の定時間勤務で、残業は各自自由で上の許可なく行えていた。
ノー残業デーは口だけで皆残業していた。

給料について

年収の1/3くらいが残業代となる。
基本給は安い、死ぬほど安い。マジ?俺こんな低いの?

これだけ残業していれば同年代の年収を上回ってるだろうし、自分がわりと稼げてんだろうな。

って勝手に思い込んでいた。実際蓋を開けてみたら残業無しの友人に負けていた。

思わずブロックしそうになった。でも給与マウントマンのリストには突っ込んだ。

 

実話だが、薄給激務なこの会社に残る動機というのは基本的に「親が金持ちだから金に困ってない」「結婚を諦めたから一人で暮らすには今ので不便していない」「家庭を持ってしまったから今更抜け出せない」という話だった。

おおまかな時系列

1年目「残業の洗礼」

入社して半年ぐらいまではの平日は、残業も無かった為、仕事が終われば今日何を食べるか考えながらスーパーに行って買い出しをして自炊しながらグラブルをしていた。

半年過ぎたぐらいの10月から急に残業で残らされるようになった。ここからが地獄だった。

毎日18時~19時には退社出来ていたのが急に24時を超えてから帰る日々に変わった。

こんな時間に家に帰って自炊をしていたらグラブルも出来ないし何より睡眠時間が足りない。

帰って食事の満足感などはどうでも良くなり、食事よりも睡眠のほうが重要で、自炊をするくらいなら睡眠時間の確保を優先するようになりTwitterにも現れなくなった。

 

2年目 残業するのは稀(残業しないとは言ってない)

3月を終え4月になると今期の残業時間、月ではなく1年全体の残業時間がリセットされる。

10~3まで残業をし続けた結果法律的にも残業が出来ない状態になったのにリセットされ

また4月から残業が継続された。4.5.6だけで300時間を超えた。

残業の半分が土日出張による休日残業だったため24時を超える残業は無くなった。

「残業が多すぎてしんどい」そんな不満を上司に言ったら「こんなに忙しいのは稀だ」って言うので普段はこんなに残業をしないのだろうと思っていた。今思えば普段しないと言ってる割には徹夜に慣れた働きに違和感を覚えるべきだった。

7月になると暇な時間が増えた。いつも通り18時19時に帰れる日が増えた。

休日に友人と遊んだり、お盆に実家に帰ったりと満喫した生活を送れていた。

仕事でも新しい事に取り組んだりと「あ、これが普通なんかな。だったらやっていけそうだな」と

考えるようになり、一度考えた転職は無かったことにした。

食生活は今更自炊するのか?また出張の日々に戻ったら食材を買っても腐らせてしまうだけ。

コンビニ・冷食の生活から自炊へは戻らなかった。なにより自炊の時間をゲームに回したかった。

12月のことだった。

急にでかい案件が2つ降ってきた。

元々は片方を上司が受け持つ予定だったが別の案件でトラブル・炎上しそちらの処理に

回ることとなり、自分が両方をやることとなった。工事は年末と年始。つまり納期は1か月で

2つ処理しなければならない。残業の日々が戻った。

そこからだった。「あいつあの2つ出来たんだから大体出来るだろ」

そんな適当な判断で一人で出張に行くことが増えた。

スケジュールも1週間前になって土日に出張が入ることも当たり前のような環境になった。

 

3年目「超余裕有識者、外の世界を知る」

だいたいの仕事をこなせるようになった。

大きな案件も自分が受け持つようになり、上司も自分の下に入ってきた後輩の教育に回るようになり、「お前はもう俺から直接教えるようなことは無い」

独り立ちしたような形で仕事をするようになった。

再度、定時帰りが増えてきてグラブルのモチベが少し戻ってきたタイミングで

身内団から別の団へ行くのを考えていた。

同僚の騎空士つながりで幸いにも誘ってもらえた団に入団し

Discordもそっちの通話に顔を出すようになった。

その団の人々と触れていく間に一つの話題が上がった。

「かりょんりょんの会社、あまりにもブラックすぎるのでは」

そこからは早かった。あまりにも低い給料、バカみてぇな残業。

割を食わなさすぎなので転職を。

9月ワイ「分かった!オレ!!転職する!」

でもやってみたい案件があったので今すぐ辞める訳ではなく

その案件を終えて自分自身のスキルアップを得てから。ということに決め

退職は1月を予定したが案件が伸びて2月末となった。

課長からは「かりょりょんは今まで仕事を楽しそうにやってきたんだから給料なんかを理由にして辞めんなよ、もったいねぇよ」という正気の沙汰とは思えない言葉で引き留めを受け

「3年後に仕事を倍こなしたら給料あげようぜって話題が出てるんだ。それまで一緒に頑張っていこうぜ」という今の時点で年600残業しているのに人は辞めてく、増えない中で仕事量倍?

殺す気か?俺は一応人間ですよ?「う~んw無理w」と答えたら「部長と一回話をしてくれ」と

頼まれたのでこの記事を書いている2021年1月25日

の15時より面談となります。

 

体調について

白髪が増えた。学生時代は1年に1〜2本出てくる程度だったが、今では探さずとも何十本も見える。
(上司からは「ストレス?みんなが通る道だな」みたいなことを言われ震えました。ストレス白髪が通過儀礼の会社ってなんだよ)

休日に体調を崩すことがたくさんあって、Twitterだけして寝ているという日は多かった。

不思議と平日に体調を崩すことはあまりなかった。

なぜ言われるまで気付かなかったのか

家族周りにも残業肯定派が「昔はもっとひたすらに働いていた」とか「質の高いものを作るには時間が必要」といった持論を展開していて社会ってこんなもんなんだと勝手に納得して洗脳されてしまったが為にこのような惨状になったと思われる。俺ってば素直すぎるのかも。

俺がやらないと誰がやるんだの精神で頑張ってしまいました。その気持ちは大切にするべきなんだろうけどまず根本から可笑しい事に新社会人が分かるわけがないんですよね。

団の方々に救ってもらったこの身、まずはニート生活を楽しんでいきたいと思います。