ジュネーブで花火を観た。親友と、親友の彼と。
日本の花火といえば、浴衣を着て、芝生の上で遠くから打ち上げられる花火を見るのが典型。
そして打ち上げられた花火が消えてゆくときの刹那がなんとも「いとをかし」。
ジュネーブで見た花火は、近くてゆっくり大きく開いていって、まるで金粉が舞い落ちているかのようにとってもキラキラ輝いていた。暗がりの中まわりを見渡すと、古い石建築が並んでいて、これまた非常に美しい。クライマックスの心臓に突き刺さるほどの音と惜しみなく打ち上がる花火は最高に贅沢。
Canada day, Australia day, Swiss dayとそれぞれ花火をみたけどスイスが一番美しいと思った。
でも正直何が嬉しかったって、10年来の親友と生まれ育ったところから遠く離れたジュネーブで同じ時間を共有できたこと。こんなことってあるんだ、と、10年前はこんなことが起こるなんて想像できなかった。感傷的になって帰りの電車で自然と涙があふれてきたのは彼女には内緒です。
高級ホテルのスパやスイートルームよりも何よりも彼女との時間は最高で、一生心の中に残ると思う。