受験カウンセリング × インターネット家庭教師 「かるたる」 代表の日々いろいろ -3ページ目

夏休みの勉強の注意点

 夏休みは時間がたくさんあります。たくさん勉強できます。


 しかし、ここに落とし穴があります。たくさん勉強しようとすること自体は、まったく正しいことだとおもいます。ただ、勉強しかしないとなると、うまくいく人とうまくいかない人に分かれます。


 つまり、勉強だけする環境に耐えられるか、が問われるからです。多くの人は、勉強することがストレスになります。ストレスを溜め込んでしまうと、勉強の効率は上がりませんし、体調を崩しやすくなります。


 勉強だけではなく、リフレッシュする時間も必要です。「いかに勉強するか」は、裏返せば「いかに遊ぶか」です。そのことをふまえながら、自分とつきあっていくことが必要です。



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夏休みの勉強方法

夏休み勉強は、なんといっても計画性が大切です。時間はあるので、じっくり、しっかり勉強したいところ。

しかし、欲張りすぎてはいけません。実行できない計画を立てて失敗する人がいます。計画としては、あくまで自分が確実に実行できる範囲内にするのがポイントです。

あとは、バランスが大切です。単に均等にするのではなく、どの科目にどれくらい時間をかけるのかを考えたうえで、計画をたてましょう。

入試現代文の論理力を付けるには

一言でいえば、文脈を把握する能力をつける必要があります。

文脈とはその文章での単語等の使われかたです。単語の意味は、他の単語との関係によって変わります。同じ「バカ」でも先生に怒られているときと、ケンカして仲直りした後にでてくるときとでは意味が違います。

ですので、単にことばの意味を知っていれば現代文ができるわけではありません。誰でも単語の意味は知っているところを問われてできないことは、よくあります。

ちなみに、文章の解説で具体的な部分や根拠を示すことなく、文脈だからという説明をする人がいますが、それはわかりにくい説明だと思います。その文脈がわからないのですから…。

入試現代文の知識力をつけるには

 大変申し訳ないのですが、「暗記する」以外に方法はありません。やり方は工夫次第ではありますが…。


 漢字は必ず出題されるので、逃げられません。10点くらいになる大学が多いので、できないとそこで差がついてしまいます。


 ことばは一つ一つ覚えるしかないです…。受験校で出題される場合、きりがないのでひたすらやるしかないです。


 文学史は、作者と作品がよく聞かれます。あと、「~主義」が聞かれることもあります。受験校でどこまで聞かれるのかをおさえて、聞かれることを中心に勉強しましょう。


 ただ、露骨に難しい知識問題が出題されることがあります。この場合、みんなできないので、できないことを気にする必要はないです。なぜか偏差値が低い大学にこのような傾向が多いです。


 国語の知識問題は、やりだすときりがないので、受験校の傾向をみてどこまでできれば大体できるのかの見極めが大切です。



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国語力と大学入試の現代文

国語力を知識力と論理力に分けると、大学入試の現代文の問題も知識力を問う問題と論理力を問う問題に分けることができます。

知識力が問われるのは、漢字やことばの知識、文学史の問題です。論理力を問われるのは読解問題です。

漢字は、どの大学でも必ず出題されますが、それ以外の知識力と論理力の問題の割合は大学によりけりです。

ですので、やみくもに勉強するよりも、きちんと出題傾向をふまえて勉強することが、合格への近道です。



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