いまだ興奮さめやらず、の湯宿だいいちのお話。
もうしばらくお付き合いください。
ミドル・シニア世代の女性が安心して暮らせるための整理収納から始めるサポート
一般社団法人ウィメンズ・ライフ・サポート協会【うぃーら】は、自分にジャストフィットするモノの持ち方・暮らし方~おうちダウンサイジング~を提案しています。
うぃーらの整理収納アドバイザー 桑島 まゆみ でございます。
昨夜はシマフクロウが帰った後、クロテンが遊びに来ました。
真冬になると全身真っ白になるそうですが、まだ茶色です。
同じような形ですが、真っ黒なのは野生化したミンク、というお話。
昔道東にはミンクを飼育しているところがたくさんあったのですって。
書き忘れていましたが、昨夜の夕食も地元のものたくさんの品ぞろえ(写真は一部です)。
朝食もどれを選んでいいか迷うほどの品数で、おいしくいただきました。
温泉は昨夜と今朝2回入りましたが、聞こえるのはお湯の流れる音だけ、という贅沢な空間でした。
朝は小鳥たちがお客様。
私の大好きなゴジュウカラ。
なんと、頭を下にして木から降りることができます(真ん中のグレーと白いの。)
カラフルなのは、カケスでしょうか。
お宿から中標津バスターミナルまで女将さんの運転で送っていただきましたが、そこで聞いた話。
20年以上まえ、正面玄関の池のコイをシマフクロウが狙うようになったそうです。
白いコイ、ついで赤いコイ、最後に黒いコイまで食べられたので、反対側に生けすを作り生きた魚を放すようにしました。
そうすると環境庁の人が来て、餌付けをしては困ると叱られたそうです。
そうこうするうちにメスと2羽で来るようになったので、環境庁も態度を変え、「よろしくおねがいします」ということになったとか。
川向こうの裏山に巣があり、今は5代目。
その5代目は目を悪くしているので、親の方がその巣から出て行ったそうです。
5代目に環境庁の人がメスを連れてきたのですが、最近弱ってきて、今年は見かけないとのこと。
「きっとメスのほうが年上だった」とは女将さんの説。
シマフクロウの寿命は30年ぐらいだそうです。
すべてのシマフクロウは足環をしていて、家系図で管理されています。
養老牛のフクロウは緑色だから、すぐわかるんですって。
さすが、絶滅危惧種です。
ちなみにエゾクロテンも絶滅危惧種に指定されているそうです。
もっともっとゆっくりしたかったお宿でした。