よくこの状態でマサキを部屋に誘おうと思ったもんだ。
昔から片付けが苦手で
実家にいる時は母親が、家を出てからはその時付き合っていた彼女が全部片付けてくれていた。
まるでブルドーザーの如く、散らかしっぱなしの新聞、雑誌、書類の類いをザザーーッと退かし、空いたスペースにマサキを座らせた。
え~っと、呆れてる?
呆れてるよな。
マサキの部屋は物が少ないとはいえ、とってもキレイに片付いていたし。
「とりあえず、ビールでいい?」
冷蔵庫から缶ビールを2本取り出し、そのうちの1本をマサキに手渡した。
四角いテーブルに広げられたコンビニメニューの数々。
どれも美味そうではあるけれど、さすがに食いきれないのでは?
「えっと……いただきます」
「いただきます」
互いに手を合わせ、黙々とメシを食う。
部屋に響くのはお笑い番組の芸人の声と、ふたりの咀嚼音だけ。
ŧ‹”ŧ‹”(`・з・)ŧ‹”ŧ‹”
ŧ‹”ŧ‹”(‘◇‘)ŧ‹”ŧ‹”
おいおい、どうする?
このまま食べてるだけでいいのか?
なんか話した方がいいよな?
じゃあ、何話す?
仕事のこと?
それとも、昼の弁当美味かったとか?
あれこれ考えたものの、話しのきっかけが掴めないまま、ひたすらメシを食い続け
結局、爆盛りだか感謝盛りとかいうコンビニメニューを全て食い尽くした俺たちだった。
(`・3・´)げふっ
つづく