母の大きさ | かるがも書房店主のブログ

 今日は母の日ですねブーケ1

 

 今、母のことを考えていたのですが、母の存在の大きさというのは、亡くなってから特に強く、後悔も伴って感じるもののような気がします。

 

 母はあまりにも身近で遠慮のない存在で、よく喧嘩をしていました。母は我儘で、だけど人に気を遣う面もある人でした。その我儘な面を見ては「あ~はならないぞ。」なんて思っていたのですが、しっかりその我儘な面を受け継いでいます。そして、母の人に使う面も受け継いでいるようにも思います。

 

 私は常々、子どもは親を超えるものと思っていて、既にうちの息子たちは私を超えているとさえ思っています。自分の子どもながらすごいな~って思うんです。

 

 けれども、私には母に関して絶対超えられないだろうというものがあるんです。なんて表現したらいいのか分からないのですが、母は運命というか人生をこんなものと全て受け止めて、その自分の人生に文句を言わないようなところがありました。私にはその全てを受け止めるという感覚がどうもまだできないし、これから先できるようになるのかも分からないです。

 

 しっかり母の遺伝子を受け継いではいますが、その母には絶対かなわない面がある。母の大きさをここ最近特に感じています。生んでくれて、こんなにも自由な精神を育ててくれて、ありがとうびっくりマーク