面白いと思った本、感動した本、

ずっと手元におきたい本、人生に影響を与えた本。

 

いろんな本がありますが順不同で紹介したいと思います。

 

第4回は、生物学や鳥の学者でもあるジャレド・ダイアモンド氏の本です。

 

一般の人でも読みやすい本を次々出していますが、その中でもなぜ、ヨーロッパ人が世界で優勢になったのか?その理由を、西洋の優秀性などに求めず、その他の理由で説明した本は大変面白く、その後、この人の本を次々と読むきっかけになりました。

 

それでは、紹介します。

 

タイトル : 銃・病原菌・鉄 (上)(下)

著者   : ジャレド・ダイアモンド

出版社  : 草思社文庫

 

 

その理由は、、、、

単純に「地理的理由」

例えば、ヨーロッパが南北アメリカを征服できたのは、ユーラシア大陸が東西に長かったことなどで説明しています。

人種差別的な白人至上主義な考え方へ反論しています。

とにかく、これまで、学んできた歴史と全く違うものの見方が新鮮でした。

ジャレド・ダイアモンド氏の本を他にも読みたくなり、いくつも読みました。

 

「文明崩壊」

「昨日までの世界」

というスケールの大きい歴史を考察する本。

また、同氏の進化学者的なところが出ている

「人間の性はなぜ奇妙に進化したのか」

また、最近の本では、

「未来を読む」(一部が同氏)

などを読みました。

 

氏の本は新鮮な視点や考え方を与えてくれますがそれだけではありません。

 

特に「文明崩壊」では、マヤやイースター島などがどうして滅んだかを説明(仮説)、子供のころ憧れたイースター島に行きたい気が高まりました。

 

ラパ・ヌイ(イースター島)旅行は、実現しました。

沢山のモアイだけでなく、作りかけのモアイもたくさん見ました。

※実際に行った時の写真です。

 

世界の中心という岩もあってビックリしたり。

絶海の孤島でどうして、たくさんのモアイを作ったのか?

そして、どうして、そんなことができた文明が滅んだのか。

本を読んでいても不思議です。。。

 

イースター島への旅が実現した理由はいくつもありますが、そのうちの一つは、子供の頃の憧れや夢、そして、ジャレド・ダイアモンド氏の本だと思います。

 

普段は目の前のことばかり考えてしまいますが、時々、大きな視点で考えたり、人生でしてみたいことを考えたりするのもいいと思います。

壮大な時空間の話や、進化という世界は、小さな問題を忘れさせ、人生でしてみたいことを思い出させ、それを実現する背中を押してくれる、そんなきっかけにもなるかもしれません。

 

良かったら、これらの本、手に取ってみてはいかがでしょう?

 

 

※感想お待ちしています。また、この本、私も読んだなどのコメントもぜひ!

 

※途中からイースター島の話になってしまいましたが、いつかイースター島の思い出もブログに書きたいと思います。