とにかく手に入れた本選への切符、
残された短い時間に、
新たに2曲を仕上げなければならない。
クラシックはハイドンの短めの曲(これしか手が出ない)
問題はロマンのポルカーマズルカ
(とんでもない難曲をいただいた)
今でもどこかでこの曲を耳にすると
心臓がキューっと縮み上がる。
夏休みに突入したが、まだ頂きは見えない。
それでも必死にレッスンで食い下がる次女。
諦めなかった。
本人が。
そして先生が。
朝早く、おんぶをして駅にむかい、
サンダーバードに飛び乗った。
日帰り弾丸のコンクール参戦である。