今年の新春公演から
ざ☆よろきんの舞台に立たせて頂いて、
新春公演では吉原で生まれ育った
花魁見習いの禿役でした。
その他の作品もどれも花魁や遊女が
関わったお話で、来年の新春公演も
ざ☆よろきんはもちろん
花魁の世界が関わってきます。
今年の新春公演に出演が決まった頃から
吉原や花魁の世界に興味が
ぐんぐん湧いてきて勉強のためにも
特集や映画を観るようになりました✩
「花宵道中」も観ないわけには
いきません!観に行けて良かった(*^^*)
衣装展示コーナーもありました♫
ネタバレになるといけないので、
ネタバレしないように少し感想を✩
なんかこう…
艶やかで爽快感のある「さくらん」
とはまた違っていて、
美しさ、綺麗さがある反面、
遊女の悲しさ、苦しさ、切なさのある
花魁の世界が描かれていました。
今までよろきんの舞台で見てきた
色んな遊女たちのことも頭に
置きながら観てきたので、
割と序盤から胸がぎゅーっと
締め付けられるような感覚でした。
逃げ場の無い苦界にいる遊女は
大抵ひどい折檻や自殺、病気や心中
などで廓の中で死んでいってしまう…
「男の言葉は信じるな」
朝霧の言葉。
安達祐実さん演じる人気花魁の
朝霧は遊女の子供でその世界で
生まれ育っていました。
この世界で生まれ育ち
この世界しか知らない朝霧が
この世界で生きぬくための名言。
だけれど、なんだか共感してしまう。
「たとえ叶わぬ恋だとしても、
美しい花を咲かせたい」
朝霧の移り行く感情と
そこから変わっていく環境、結末。
朝霧ならこうするであろうと、
私は納得した感じはありました。
終始胸はぎゅーっとしていたけどね;_;
でも、とっても美しい作品でした…!
この「花宵道中」を観て、
華やかに見える世界だけれど
偏見や差別をされることもあるけれど、
遊女一人一人に物語があって
苦しみや悲しみを抱えながら生きてる。
そして、皆が一人の女であると思った。
どの作品を観てもやっぱり
胸が苦しく、締め付けられます。
しかも、吉原や遊女の物語は
舞台などで関わることが多いのも
あると思うけど何日も引きずります。笑
小さい時にドラマで「吉原炎上」を
観たことがあるんだけど、
その時はなんのこっちゃ
さっぱりわからなくて(°_°)笑
今観たらまた全然違うんだろうな。
機会があったらもう一度観てみたいな♫
そして、今回得たものを全て
今後のお芝居などに生かして
いけたらいいなと思います(੭ु´͈ ᐜ `͈)੭ु⁾⁾
新春のざ☆よろきん三館同時公演
頑張るぞ~!!よっしゃ!
それでは、またに~。