残す、言葉。 | 音の破片

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音楽(ライブ)好き人間の、右脳的ブログ。



大切な あなたへ

 


とても扱いづらいわたしと一緒にいてくれて

どうもありがとう

作った料理をいつも残さずたいらげてくれて

ありがとう

 

モノが多くて部屋が片付かないかもしれないけど、私のものは全部捨てていいよ

何も残すものがなくて、ごめんなさい。

 

私のことを忘れないで、なんてことは言いたくないです。

だって、これは呪縛の言葉だから。

私がいなくなって少しでもつらいとか、悲しいとか思っていてくれているのなら、

やっぱり、1日でも早く忘れて欲しいとおもいます。

こういうのは、時間だけが癒してくれるのを知ってるから。

 

でもやっぱり、あっという間にあなたの中から居なくなるのも悔しいので、

窓際にある、水晶でできたウサギの置物だけは捨てないでほしいです。

窓を開けるときにでもちらりと思い出してくれれば。


あとは、ほんとに、ぜんぶ捨てていいからね。

 

 最後に、照れ臭くてどうしても言えなかったことを。



誰よりも、本当に、愛しています。


 


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「10分遺言」という、あいちトリエンナーレの企画よりインスパイア。


10分間、ただひたすら、一番大事な人のことを思って書く時間ていうのも、大事だよね。