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サカナクションのSAKANAQUARIUM2018-2019 魚図鑑ゼミナール@神奈川公演に参加。

 

あ、多分ネタバレします。

いや、きっとします。だいぶしますwww

 

 

 

 

 

 

 

 

神奈川県民ホールけっこーひさびさだな。アジカンのツアー以来か。

サカナクションのツアーは、今まで大規模スタンディングが多めで、この公演の前もExシアターやZeppでの公演は見てきました。

 

ファンの中ではもはや常套句とされている「アルバム出す出す詐欺」がついに6年目に突入し、

もはや

「もういいよ出ればいつでも」みたいな雰囲気がファンの中に浸透している状態ですがw


レコード会社からの圧力で、なんか出さなきゃ感のなか(←)、ベストアルバム「魚図鑑」がリリースされ、現在はそのツアーというわけです。

 

ポップで比較的誰もが知る曲が多い「浅瀬」、ファンになって色々聞き始めた人の支持層が増える(様な気がする)「中層」、

そしてコアなファンも多く、精神的に「くる」曲が多い「深海」です。

 

そしてライブはいきなり深海からスタート。

ていうかですね、おそらくこのツアー全編、セトリ固定だと思います。

ほぼEXシアターのままでした。

まあ、そうよね、バックの映像とか流す関係があるものね。

個人的には、あのダンスしてる映像、要らないなーw

楽曲のイメージが固定されちゃう気がするんだよなー。



座席指定のホールライブってことで、やはり序盤のオーディエンスは硬いです。ガッチガチです。


中層にはいって、徐々に、徐々に解凍(←)された感。

そして、このあたりから、

いつもはおそらく前列に突っ込むであろう人たちと、いつもはおそらく後方で見ているであろう人たちが混じり合った、あの独特のカオス感w

これはホールツアーならではです。

温度差が、すごいんですわw

だいたい、座席で前列当たった人たちって、きっとスタンディングではいつも後方でじっとしている人たちなんだろうなあ、っていう反応なんですよね。

どのバンドでもそうなんですよね。なんでだろw

まあ、こういう時じゃ無いとガン見できないからきっといい機会だと思います!

 

個人的には、わりと冷静に見られたのが良かった。

スタンディングだと、人との距離が近い分、熱気が上がりやすい気がします。

あとは、開演ギリギリに飛び込んでも自分の場所があるのがありがたいなあ!

 

冷静に見られたからか、中層に入ったあたりで、なんか違和感を感じました。

 

演奏パフォーマンスは相変わらず完璧だったし、メンバーの皆さんも楽しそうに演奏されていたんですが、んー、なんだろうなあ、あれ。

メンタル的なやつかなあ?

 

きっと今、新しいアルバムの制作活動で精神的にお疲れなのかもしれません。

無理してないかな?とか思っちゃったりして。

いや、勘違いならいいんです。全然。

 

そんな違和感でのアンコールの「years」は、だめだもうぼろ泣きするしかないですよ。

 

アンコール前のMCでは

ライブ中に何を考えているか、という話になり、

一郎さんは「祈り」だと言ったのが印象的でした。

自分たちの音が、客席に届いて、繋がって欲しいという、祈りだと。

そして、同じように客席からは届いているという意思表示で手を挙げてくれるのだと。

 

このブログで、何度も出てくる「音の絆」ってやつに通ずる話だなあ、と納得してしまいました。


 

このバンドでないとだめなんだっていうモノがある。

このバンドじゃないとこんな思いにならないし、こんな声は出ないっていうのがある。

だから我々は手を挙げ、歓声を上げ、歌って、応えるのだ。

君らの音が、今、世界で一番最高なんだと。

 

アーティストのほうも、音の絆を信じて、届いて欲しいと思っているのだなあ。

そんな事をおもって、感動した。

そんな音の絆を得た我々オーディエンス達は、こちらです ↓www

 

 

 
新曲も取り入れたセトリなわけですが、いよいよ、ニューアルバムができるとか、できないとか(←)。
さあ、果たして、4月の幕張にはニューアルバムの発売日が提示されているのか!!
いい意味で、期待せずに待ってます!!