うそやろ?俺が、24歳の俺が?
流した涙は仕方がない。
せめて貴重な日々として記録に残そう。
2020年1月までの3ヶ月間の美しくも儚い日々を。
第1話 アイドルとは無縁の人生を送っていた
カラオケで友達がアイドルソングを歌うものの、流れるMVの顔はみんな同じに見えた。
テレビで踊ってても、
有線で流れてても、
スキャンダルが報じられようとも、
興味はなかった。
しかし一般的な男子大学生には推しメンの一人や二人はいるものだ。
「アイドルに興味無いのがカッコイイ」
と思ってると思われたくなく
推しグループ推しメンを無理矢理作りって
普通の大学生になろうと思った。
推しメンがいることは同じムジナとの話を盛り上げるのに役立った。
しかし就活や卒業などで忙しくなるにつれてアイドルトークとは疎遠となった。
もちろん私自身もアイドルを見る機会も減っていった。
それから1年後、私はあの時はまだ「推せていなかった」ことに気づいた。
ようやく「本当の推しメン」を見つけたからである
2019年10月ネットサーフィン中の私は、のちの推しグループに出会った。
しかし「本当の推しメン」を見つけるのにはもう少し時間がかかる
なぜなら「彼女」は既にアイドルを卒業していたのだ。
次回「10月某日、〜出会い〜編」へつづく