今日は外が嵐のような強風です。
部屋の換気をしているのですが、少し開けた窓が強風で勝手に開いてしまうほど。
肌寒いです。
さて昨日のブログを書き終えて、数時間後に2回目PCR検査の結果が来ました。
不思議な話ですが、保健所の人の最初の話し方でわかりました。
「陽性」だったと。
一応、保健所の人も患者さんの気持ちに寄り添うようにしているのでしょう。
1回目の人は明るく喜びを表現していました。
2回目の人は暗くお通夜のような話し方。まあ、陽性を伝えるのに明るいのもどうかと思ったんですかね。
というわけで、「陽性」でした。
症状を考えると、「陽性」であるべきだと思うのですが
それでもやはりショックでした。
自分が思うよりも、ストレスがあるんだと思います。
早く帰りたい……
次回検査は未定だそうです。
病院と違って、症状を見て「検査しましょう!」ということではないので
ある一定の期間で退所させる為の作業という感じです。
このタイミングが悪ければ、数日〜1週間は延長になるということなんです。
それでも発症から1ヶ月以上検査を受けていなかった私は、自分の中にコロナがまだいるんだというわかりきったような結果に、少し安心した部分もあります。
人って、こんな精度の悪い検査でも「確認」という作業を経て安心、安定する生き物なんです。
だから、PCR検査にこだわるんですよね。
目安であればそれでいいんだと思います。
PCR検査増やすことになんの意味が?意味ないという説も多くありますし
その通りと思う部分もあります。
精度100%ではない検査に頼りすぎるのは、逆に怖いです。
でも、心の安定なんですね。
あと私が感じたのは、他人への証明です。
上記のような気持ちを持っていますので、当然他人も同じです。
長い間、会社を休んでしまって申し訳ない、家族にも心配かけて申し訳ない。
少なからず、誰もが思う後ろめたさのようなもの。
もし、重症でそれどころではないのなら後ろめたさどころか…という感じですが
軽症者という言葉が一人歩きしているような部分もあり、軽症者の幅も様々です。
それでも1ヶ月以上に渡って微熱が出ればしんどいですし、息ができない程出る咳にも辟易します。
それでも、心配してくれる友人に「大丈夫?」と聞かれれば
「死にそう」とは言いません。一応「大丈夫」と言います。
療養が長くなってくると、人は「長いのだからもうコロナはいないのでは?」
と疑って来ます。自分でも思うぐらいなので、人はもっと思うのです。
そんな中PCR検査での「陽性」は、コロナがまだいるんだよ、人に会ってはいけないんだよというサインです。
「検査結果陽性だったよ」と数人に伝えたところ、「え?まだ」という反応が返って来ました。家族の反応は「やはりね」という感じ。症状を知っているので。
「陽性」と再確認できたことで、しばらくはまた堂々と療養できます。