【ロボットの技術は人を超えるか…】
今回の第5話でも
心がかき乱されるシーンもありましたが
手術ロボットの登場で
ロボットの技術は人を超えるか…
というテーマで繰り広げられていました。
ロボットの技術が人を超えるか…
私は、
ロボットを操縦する医師次第
ではないかと思っていますが、
私には
ロボットの技術が人を超える、超えないということは
どうでもいいことで
重要なことは
ロボットの技術をどのように活かすのか
ということではないかと思っています。
そしてロボットを単に使うだけではなく
使いこなす技術が医師には必要であり
ロボットの技術を活かすことができる医師
そしてなにより
どのような想いでその手術を行うのか
どのような意図でそのロボットを使うのか
ということが大切ではないかと感じます。
手術ロボットに限らず
内視鏡下手術も同じだと思います。
いまや一般的となっている
内視鏡下手術
ですが、
何事もなく成功という例はどれくらいあるのか…
私にはとても興味のあるところです。
あえていえば、
何事もなく成功だと、実施した医師が認識している範囲ではなく
術後の経過も含めて事実のことです。
傷が目立たない
痛みが少ない
入院日数が短くなるなど
メリットを並べて説明していますが
実際に死亡例もあるわけで
本当に必要なことを
どれだけきちんと伝えられているのでしょうか…
もちろん、デメリットについての説明はありますが
十分な説明なのでしょうか…
手術において絶対に大丈夫ということはなく
100%上手くいく
という保証はどこにもない
ということが医療の現実だということを
患者は理解しておく必要があるのではないかと
31回の手術を体験し
46年の患者経験から
私はそう感じています。
そして…
「医療」を日常的に利用する世の中ですが
手術に限らず
「医療」に絶対大丈夫!ということはなく
「医療」を利用したことで命にかかわることもあれば
人生に大きく影響をおよぼすことがある
という前提を心のどこかに留めておくことも大切なように感じています。
もちろん私自身、
医療により、命を救っていただいたことへの
感謝の気持ちはありますが、
効果的ではない形、
望まない形で影響をうけていることも事実です。
だからこそ、
患者の立場の方々はもちろん
医療界、社会に対して提言したいことがたくさんある・・・
第5話を観ながらそう感じたのでした。
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