植栽がとっても素敵なんです。

奥様が丹精込めて植え込んでいます。

今回は花火と霞ヶ浦で有名な土浦市でアプローチの解体です。

数年前に真砂土といわれる山砂でタタキ風に道を作ってみました。

経過と共に表面が剥がれたり、クラックが入ったり、湿気で黒く変色したりと、マイナス要素がでてしまいました。


施工不良もあったのかもしれないという事で、解体撤去は無償でやる事に。



庭の道にしては主張が強く、もう少しナチュラルな感じにしたいという事で解体撤去後は、新しく土を入れる事になりました。





では、解体していきましょう〜


サクサクいく予定が、割れない割れない。

マシーンの歯が刺さっていくだけ!

予定では1、2日もあれば撤去できるだろうなんて考えは甘かったです。


やっぱり、作る時は一生懸命作りますので、壊す時のことなんて考えていません。まったく。


壊しながら思った事は、コンクリートと違い、土の状態に近く、柔らかな仕上になっていたんだなと思いました。


1箇所開口部が出来たら、後はバールで持ち上げて、ブレーカーで刺しての繰り返しです。



いや〜〜〜進まない。進まない。



今回は下地の砕石まで綺麗にさらって、新しく土を入れる事になったので、下手に重機を入れると下地の砕石をこねくりまわしてしまうので、時間がかかっても人力でと決めていました。




良い感じに砕石までさらう事ができました。


手前の砕石は残して下さいと奥様から言われましたので、表面の真砂土だけ撤去です。



新しく土を用意して、一輪車を使い人力で運びますよ〜

一輪車、様様です。


これはこれで、良い感じでした。

後はおうちの方が、ナチュラルな道作りにチャレンジするとの事です。


今後が進展が楽しみです。


植木の剪定に行く頃には、また違った道ができているのでしょうね〜


とても素敵なお庭なんです。


奥様のアイディアを大工さんが形にしたパーゴラや、バラや沢山の植物が植わっていて、とても素敵で見どころがいっぱいです。



さて、物体を持ち帰って、ダンプの荷台に割れた物を見ると、、、


これは!

アレじゃん!


コッツじゃない?

って、思い、実際のハニーストーンと並べてみました。

どっちがコッツかわからないね。



いけるじゃん。

乱張りもいけるし、積みもいけるし、

うしし、、、(笑)


そうなんです。

僕ら庭業界の人間は、廃材をほとんど出さない職種なんです。

これは、江戸時代から変わらない業界だと思います。

現代の藍染をまとった庭師が、過去にタイムスリップしたとしても、なんら違和感なく、とけ込むじゃないの?っていうくらい歴史ある職業です。


今流行りのサスティナブルは、もうとっくに確立されてますと言いたいですね。


日も暮れるのが早くなり、真っ暗な中、月明かりで積んでみました。

力の抜けたラフな石積も良いですね〜

イングランドでコッツの石粉を混ぜて作られたキノコちゃん。

かわいいです。





せっかくなので、周りに植栽をしてみました。

妻が。




ミニバラやユーホ、パンジー、ビオラ色々植わってました。

ドクダミはあえて残す。みたいです。

英国って感じがしてきました。

青リンゴの木も植えたので、来年が楽しみです。