今、「かくれた次元」

という本を読んでいる途中。


まだ最初の方なんだけど、

非常に興味深いことが書いてあった。


動物の実験によってわかったことだが、

ある環境下で個体数が著しく増加したとき、

ストレスが増大してしまい、

それによって病死したり、

オスが狂暴化したり、

女子供が殺されたり、

出生率が低下したりするんだそうな。


うわー。マジか。


*** *** ***


(ここから下は、勝手な妄想の大爆発)


これを人間に当てはめると、

大都市になればなるほど

上記のような状況になることも

ものすごく納得できる。


あと、私たちが子供の頃、

クラスの人数が45人とかで、

ぎゅうぎゅう詰めだったけど、

イジメとか登校拒否とか自殺とか、

校内暴力とか、わりとあった気がする。


また、避難所生活が長い人が、

食料などは十分でも、

タコ部屋的な人口過密生活により

ストレスがたまってしまうようだ。


そういえば、イナゴの大量発生で

狂ったように畑を移動して

生産物を根こそぎ食べつくす、という出来事が、

時々ニュースで入ってくるけれども、

それも、個体数の増加→ストレス→異常行動

につながっているのかしら。


動物にもストレスがあるなら、

虫にも当然ストレスを感じる器官がありそうだし。

(となると、もしや、細菌やウイルスも・・・?)


私はずっと、

食料とかお金とかの目に見えるものが

人類全体に平等にいきわたれば

世の中が平和になるんじゃないかなあと

浅はかにも考えていた。


けれど、それよりもまず、

個々人の、見えない生活空間みたいなものを

お互いに尊重しあうことが

ストレス軽減になって、

平和に近くなるんじゃないかな。


とはいえ、孤独化しちゃうと

それもまたストレスになるから、

適度な面積での少人数制とか、

分散型社会を目指してみると、いいのかも。


・・・ということを、現在、空想中。