どうして日本の政治家は

つまらないことばかりしてるんだろう。


派閥がどうのこうの、って

結局、「お友達グループ」のうち

どこに入るか、どこに入ったら自分に得か、

考えているだけでしょう。

そんなの、国民にはまったく関係がない。

政治家の個人的なおつきあいの話。

ニュースにする必要なし。


年金問題について。

誰が責任をとるのか一生懸命調べてやっている。

そんなことより、まずは、年金をもらえていない人に

最低レベルでも良いから金額を決めて

とりあえず配ってあげなさいよ。

そのあと、やりたければ

時間掛けてゆっくり責任追及すればいい。

やることの優先順位がいつもむちゃくちゃ。

今までその人が払っていたかどうか、なんて

この際全然関係がない。

困っている国民を助けるのが本当の政府じゃないのか。

「払ってもいない人に年金を配るのか」などという意見があったら

「じゃあ見殺しでも良いのか!」と言ってやればいい。

そして「もしあなたが路頭に迷うことがあれば、

政府は全力でサポートします」と言ってあげればいいでしょ。


テロ措置法とかなんとかいうやつで、

給油するかどうか、という話が出てきた。

そして、密室会談。

だれが何を話したかわからない状態。

そして後日、「”仲間になろう”(=連立)と言ったのは

どっちか」、という話にすり替わっている。

はいはい、そんなの関係ないでしょう。

どっちが言ったかなんて、どうでもいいでしょう。

今話し合うのは、「仲間になるかどうか」じゃなくて

「給油するかしないか」ですよ。

論点をぼやかしちゃダメですよ。


ちょっとね、考えてみなさいな。

テロ戦争をパイ投げ戦争だと思ってね。

ずっとパイ投げ戦争が続いていて、

もはやどっちが悪いのかわからない。

そんなときに、「相手が悪い」と言い続けていたら

永遠に終わらないわけですよ。

これを終わらせたいときには、

「ハイハイ!ちょっと止めて!」

と中立の立場の人が間に入ってお互いに冷静にさせて

速やかに止めさせるのが一番良いわけ。

そんでもって、お互いのトップが話し合って、

「そろそろ止めましょうか。どうせこのままやっても

 お互い被害が広がるだけですし」

と決めて、はい、終わり。


なのに、○○党と来たら、

間に立って、手をパンパン叩いて「止めなさい」と言うんじゃなくて、

片方のパイ製造に荷担しようとしている。

それじゃあ、終わらないっつ~の。


6カ国協議がなんぼのもんじゃ。

ここでも「仲間が言っているから・・・」じゃ、ダメ。

まずは、その「仲間」が何をしたいのか良く見極めなきゃ。

「仲間」が、「俺たちの生活をもっとよくしよう」と良いながら、

実は万引きの計画を立てているんだとしたら、

それは仲間に入るべきではないでしょう。


6年間も給油し続けて、

現状がまったく変わらないのなら、

そのやり方はあまり意味がない。

他の方法を考えた方が良いと思う。

それでも「仲間」が延長したがるのは、何故なのか、

しっかり見極めた方が良いんじゃないだろうか。


それにしても、連立がどうのこうので

給油がうやむやになってしまうのは

論点がずれる日本ならでは、で面白いなと思う。


このまま連立するかどうかで

5年くらい延々と話し合っていればいい。

で、そのうちテロ問題はとっくに解決していて、

「え~っと、そもそも何で連立するんだったっけ?」

とコントみたいになったりしてね。