我がラオス人夫のビザ申請に時間がかかる理由を書いていきます。

ある意味愚痴みたいなもので…

記録として書いておきますが、ロングストーリーなのでスルーしていただいて大丈夫ですウインク



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当時

ラオスで結婚書類の準備をしていた段階で、コロナ禍に入った。コロナ禍では外務省の受付窓口も閉鎖され、結婚の手続きがなされない状態のまま、私が妊娠した。

私は日本での乳がん経過検診に行けていないことと、ラオスの産院で子宮に何かある(たぶんポリープ)と言われて内心で心配だったこともあり、日本で出産することに。

ときはコロナ禍。観光ビザもなし、ラオス人夫とはまだ結婚も出来ていないため配偶者ビザもおりない、つまり夫は渡日できない。

そこで在ラオス日本大使館へ、どうにか夫が渡日できないか相談に行くと、大使館の方がある一つの提案をしてくださった。

その提案とは『私が先に渡日し、日本で結婚手続き、それをもって日本の入国管理局(以下 入管)へ行き 夫の日本在留資格をとれば、コロナ禍でも夫はビザ申請し日本へ行く事ができる』というものだった。

これを信じて私は身重の体で一人渡日。区役所と在日ラオス大使館を何度も行き来し結婚手続きを終え、入管へも何度も足を運び夫の日本在留資格を申請した。

 

して在留資格審査の結果は……、却下された。

 

大変な思いをして在ラオス日本大使館の提案の通りにしたが、それは かなわなかったのだ。

考えるに、水際対策に苦労しているコロナ禍に『妻の出産に立ち会いたい』などという個人的事情では 在留資格を出せないということであろう。

結果、私は一人で 日本での結婚書類を済ませ 一人で出産し、出産1年後 娘を連れて渡ラオ(帰国)したわけで。

この『先に日本で結婚書類を済ませた』ことが仇となり、後のラオスでの結婚書類がどれだけ大変なことになったかは さておき。


その後 ラオスでも結婚が成立し

昨年、初めて夫を連れて日本へ行く事になり 配偶者ビザを申請したときのこと。

ビザ申請は通常一週間で降りる予定だが、書類の不備などに備えて一か月前から申請した。

申請した指定日の五日後に取りに行くと『審査にかかり、まだビザはおりていない』と言う。審査の意味がよくわからなかったが、ひとまず待ち、また一週間後に夫が電話で問い合わせると、まだおりていないと言う。夫曰く、窓口の人が『夫が何か悪いことをしたのだろう』と疑い、日本に行けないかもしれないのだとか。(窓口の人は事情は知らない)夫が悪いことをしたと言われても、夫は日本に行ったことが無いのにビザがおりないような悪いことをしようがない。

また一週間後に大使館へ行くと、日本の領事の方がでてきて事情を説明してくれた。

 

夫のビザ申請が審査にかかっているのは、以前 日本で在留資格を申請して却下されていることが原因なのだという。

 

おいおい、待ってくれ。

コロナ禍に翻弄され、結果 夫は日本へ行けず出産に立ち会えなかったのに、今度はそのせいでビザ申請が審査にかかるとは。

このとき渡日予定日一週間前、とにかく審査しているから もう少し待ってくれとのことだった。

 

そして待つこと 出発前日 午前11時頃。

まだ大使館からの連絡はなく、しびれを切らし 怒鳴りこみに行った。

  • 明日出発なのに 前日の今日 ビザがおりていないなら、今からこの足で航空券のキャンセルに行く
  • 夫は何も悪いことをしていない
  • ここ在ラオス日本大使館の勧めの通りに日本で在留資格を申請しただけのこと
  • たぶんコロナ禍が理由で在留資格がとれなかった だけ
  • ビザがおりないわけがない(調べればわかる)が、少なくとも今回は明日の出発までに間に合わない
  • 今回は夫の渡日を諦めるが(航空券代を補償してくれるわけでもないのに)、出発日を過ぎた後にビザが下りた場合どうなるのか
  • 今後の夫のビザ申請はどうなるのか

これらを、領事の方になるべく落ち着いて(実際は声を荒げたかは記憶なし)相談した。

対して以下の回答

  • 前日の今(11時頃)だが、あと3時間はキャンセルせずに待って欲しい→前日にビザがおりる例が多い
  • 夫が悪いことをしていないという言い分はわかるが、入管(法務省)では審査件数が多く混雑していることと、ラオス人の悪行が多いことから、どうしても時間がかかることも理解してほしい
  • 今回ビザがおりても、また次に申請するときには同じように審査にかかる可能性がある(過去に在留資格が却下されたという経歴?は消えないということ)
  • 今後は、なるべく早めに申請に出せば その分早くビザがおりる可能性がある(ビザは3か月間有効→3か月前から申請できる)

ということだった。大使館→外務省、入管→法務省という管轄問題もあるとは思うが。

回答を得たからには しぶしぶ帰宅することに。

 

と、その帰路で連絡が入り…  ようやく前日にビザが下りた。

 

なかば諦めていた渡日が前日に急にかなってしまい、逆に準備が大変になったという。まぁ行けて良かったとする。

 

こうして夫のビザ申請に前科(いや前科じゃないよ!)という汚名がついたわけだ。

無職 呑んだくれの どうしよもなくダメ夫だけれど、この事ばかりは 夫が被害者だと言えるだろう。



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ということで

端折って書いたつもりでも、やっぱりロングストリーとなりました爆笑

 

こんなことがあって、今年は 2カ月半前に申請出しましたが、一か月経った今もまだビザはおりていません。

今週か来週あたり

『まだかまだかとせっついて催促した方がいいのか』それとも『どうせビザはおりるだろうと前日までぼけっと待っとけば良いのか』を聞こうかと思っています。泣き笑い泣き笑い泣き笑い