今日は、ラオス語ってどんな言語ということについて

 

言語としては タイ語と似ていますが、私はタイ語がわからないので バンコクなどで話されるタイ語の標準語?は、やはりラオス語とは少し違うと思います。

タイのイサーン地方(北部)では、ラオス語とかなり近い(ほぼ同じ)言葉を話します。

 

話が逸れますが、ラオスではテレビは国営放送のみ、一般的に見ている人は極少ないです。正直、国営放送はつまらないですからね。

なのでラオス人の娯楽としてはタイの番組をみています。

ドラマやコメディなどの番組、youtubeもしかりです。

そうしてタイ語文化で育っているので、ラオス人はタイ語がわかります。

タイ語を聞いてわかりますし、しゃべりもしますが、タイ語の読み書きはできません(上手じゃない)。

 


話を戻して

ラオス語のアルファベット、見た目はこんな感じです。

 

まるっぽくて、かわいいですね

 

見た目もさることながら、音もかわいいです。

にゃんにゃん、にゃおにゃお、

という音がよく入るので、響きがかわいい感じがします。

 

聞いている分には心地いい音に感じますが、日本人が発音するには とても難しい音がたくさんあります。


 理論的なことをいえば、声調が5種あることや「無声音」「無気音」「無声無気音」が存在したりします。

タイ語はもちろん、中国やベトナム語もこんな音があるそうです。

まぁ理論的に「無気音」と言われも、わかりませんし できませんあせる

たくさん、聞いて話して、慣れていくしかありませんかね。


少しくらいラオス語が分かるからといって、または あと何年かラオスにいてもっとラオス語が上手になったとしても、私が日本人に対してラオス語を教えるのは、発音問題的に無理だろうなと思います。(言語を学ぶときは、ネイティブの人に教わるべきですかね。)

 

 

発音以外にも難しいと思うところは、文法があまりないところです。

日本語や英語のような難しい文法があまりなく、どちらかというと単語を並べているだけ、というような感じです。

一見、難しい文法がないなら簡単そうなものなのですが…

我々日本人、とても難しい文法がからみあった日本語を話す(使いこなす)側からみると「文法のあまりない言語を聞くことで、状況を把握し理解すること」は、実はとても難しい事だと思うんです。

この難しさも、また別の機会に深堀りしていきます。

 

 

そして もうひとつ難しい点は、

文章に切れ目がないことです。

書類を書く際や、普通のメールやチャットでも、記入文章の解読が難しい。

 

例えば。

ຕອນແລງນີ້ເຈົ້າຊິກິນເຂິ້າກັບຫຍັງບໍ.

↑ラオス文字がずーっと続いて、切れ目がないですよね。

 

What are you going to have for dinner tonight ?

↑英語だったら、単語ごとにブランクがあるから、わかりやすいです。


今晩、何を食べますか?

日本語なら 句読点は少ないですが、平仮名カタカナと漢字の組み合わせで、単語の区切りが少し見やすいと思います。

ひらがなだけでぜんぶかかれると、くとうてんがあってもよみづらいですよね。


ラオス語はアルファベット一種類、区切りなく一文続けるので、慣れないとなかなか難しいですね。

 

と、このように…

ラオス語ってこんな言語、を紹介しようと思ったら、ラオス語の難しさを紹介してしまいました。


次回からは、少しずつラオス語の学びを記録していきます。