先日の「ມັດແຂນ (Ma(t) khean):儀式」での料理紹介を忘れていたので、本日はこれです。
右の器 はフライ料理ですね。器の中の
右側:ໝູທອດ (Mou Thoa(t)) → 揚げ豚(焼き豚)
左側:ຈືນປາ (Chuen Paa) → お魚フライ
ທອດ(Thoa(t)), ຈືນ(Chuen) ≒ 揚げる
ໝູ(Mou) = 豚
ປາ (Paa)= 魚
一緒に入っている緑の葉っぱは、
ໃບຂີ້ຫູດທອດ (Bai kheahue(t) Thoa(t))
これはタイのトムヤムクンやグリーンカレーに入っている、コブミカンの葉です。
通常はあまり食べませんが、これは揚げてあるのでパリパリ食べられます!
とは言え独特の香り、好まない人も多いですかね。
私は大好きですv
コブミカンの葉は日常的ではないですが、揚げ豚や 焼き豚はちょっとした飲み会でもよく食べます。
ジャーキーのような食感で、ビールと会うんでしょうね。
私は一滴も呑めないので、わかりませんが…w
左の器 は、野菜炒めです。
ຂົ້ວຜັກ (Khua Pha(k))
ຂົ້ວ (Khua) ≒ 炒める
ຜັກ (Phak) ≒ 野菜
この写真はブロッコリーカリフラワーや瓜科のお野菜などですが、色々なお野菜Ver.があります。
豚肉や鶏肉などのお肉も一緒に炒めて、塩コショウ、ブイヨンなどシンプルな味付けなので、どれも美味しいです。
パーティ料理として出てくる野菜炒めは、辛くなっていない事が多いですが、近所のお店で食べる時は、唐辛子が入っていて辛くなっていることもあります。
日常的に食されます。
そして次はこちら、
伝統的なラオス料理です。↓
右の器は、有名な ລາບ (Laa(p)/ラー(プ)) です。
旅行でラオスに来ても、食べる機会があるかもしれません。
これは豚肉ですが、鶏肉、アヒル(鴨肉)、牛肉、魚など色々なお肉のver.があります。
日本で再現するなら挽肉を使用すると思いますが、こちらでは肉ブロックを中華包丁でたたくように小さく切ります。
バジルやミントと和えて、調味料に ປາແດກ (padaek/パデー(ク)) が入ります。
※ປາແດກとは淡水魚の発酵調味料。
和食でもそうですが、各家庭や地域によって同じ料理でも具材や味付けが異なったりしますよね。
ລາບ (Laa(p)/ラー(プ)) についても、お店によってはクセがすごいところもありますし、外国人旅行客向けにクセなく食べやすく作っているお店もあります。
左の器は、ເອາະຫຼາມ (Olaam/オ ラーム) いうなれば「野菜のごった煮」でしょうか。
色々な種類の野菜(ゴタ煮 漉し)や きのこ各種にタケノコ各種が入り、ປາແດກ (padaek/パデー(ク)) も入るので色も見た目食欲そそられないですよね。。
野菜とタケノコの苦みが結構あるので、外国人は嫌いな人が多いと思います。
ラオス人でも、子供とか好きじゃない人もいます。
私は…お店によってですね。
苦くてもめっさ美味しいのがあります!だ~い好きです!
でも ちょっとした加減ですかね…食べたくないくらい不味いのもあります。。
この2種類は どちらも伝統的なラオス料理で日常では家庭内の食卓に並ばず、儀式などのパーティで振舞われる料理です。
以上、本日は4種類のラオス料理でした。