こんばんは
今朝は5:30頃、暑くて目が覚めました。バンクベッドの窓を開けて涼んでいると、「エアコンつけよっか?」と、賢人(けんじん)くんの声。あ、そっか。昨日はオートキャンプ場に泊まったから、外部充電されてるんだった〜、と思うやいなや、乾燥した涼しい風が吹いてきて。。次に気づいたのは9時でしたエアコンって、ホント快適ですね〜
■昨晩お世話になったキャンプ場
9時過ぎのキャンプ場の様子。キャンピングカーは片付けが簡単なので、ほとんどいなくなっていました。テントを張っている人たちは頑張ってお片付け中
我々も定刻の10時までにはチェックアウト完了。チェックアウトは、チェックイン時に受け取った、ゲートの入門カードと電源カバーのキーを管理棟に返却するだけで簡単。
いやぁ~、いいところでしたお世話になりました~
さて、今日こそは知床方面に行くぞ~と出発したけど、昨日の標津に関するビデオに出てきた、史跡に関する公園に、また寄り道
資料館の見学だけなら無料、開拓の村・遺跡エリアに行くには330円かかります。
まずは資料館。そんなに広くない館内に、標津に暮らしていたアイヌの人々のことが色々と解説されていて、勉強になりました。
このヒグマは、実際に悪行三昧の末に駆除されたものだそうです。
当時の記事も展示されていました。被害にあった牧場の人たち、怖かっただろうなぁ
標津町のクマ問題を検索すると、こんな記事もありました。自然とクマと人間の共存、、難しいですね。。
アイヌの歴史についても触れられていました。この絵は松前城でも見たような。。
江戸幕府(和人)によってひどい扱いを受けていたアイヌ。。和人から見たアイヌは、野蛮人だったのかもしれません。「自分と違う人をなかなか受け入れられないって、日本人らしいな」と、ポロリと賢人(けんじん)くん。そうですよね、頭ごなしじゃなくて、せめて理解するところから入りたいものですよね。。
有料エリアにある遺跡エリアにも行ってみたかったけど、、かなり時間がかかってしまいそうなので今回はパス資料館の見学だけでも1時間以上経ってしまい、時刻は11:30カップ麺で軽く昼食にします
昼食後、いよいよ知床方面へ国道335号線を北上し、羅臼の道の駅を通り過ぎ、左折して国道334号線に入り、知床峠に向かいます。もともと曇り空だったけど、山頂に向かうにつれ霧がどんどん深くなってきて、、
道路の先も見えないくらいの霧
この直後に霧の中からバイクが現れて、、ビックリした~
そして冬は通行止めで来ることができない、知床峠にやってきました~っ
しかし、、眺望ゼロ
トイレも綺麗になっていて、全体的に綺麗な知床展望台。天気が良ければなぁ。。
ちなみに、トイレにはトイレットペーパーがありません。あらかじめ持参して行かないとショックを受けます
知床峠を堪能した後、引き続き国道334号線を北上してウトロ方面へすると、なんとあんなに真っ白く霧が出ていたのがウソのように青空が広がり
暑い日差しの中を、こんな木漏れ日の道を通り、、
知床自然センターまでやってきました
冬はここまでで通行止めになっちゃうんですよね~
自然センターには目もくれず、知床公園線を進んで知床五湖方面へあら~っ、さっきの知床峠では全く見えなかった知床連山が、綺麗に見えるじゃないの~っ
イワウベツ川の対岸には岸壁が切り立って、知床っぽい~っと、舞い上がる私
も~っ、どこから見ても山が綺麗すぎて、困る~っと、舞い上がり続ける私
この立て看板、地味にいくつも立ってますけど。。『カムイワッカ湯の滝への立ち入り事前WEB予約必須』だって。「昔は自由に行ってたのになぁ」、と賢人(けんじん)くん、またしてもポツリ。
ホームページをよく見ると、滝登りは予約制だけど、お盆期間以外は車で行くことは出来そう。なんだぁ、行ってみればよかったかなぁ。。勉強不足でした~
さて、知床五湖に到着しましたよ~駐車場入り口で500円払って、いざ進め~
知床五湖散策は、まずここから。
見学は3つのコースがあり、無料の高架木道は駐車場から自由に出入りでき、地上遊歩道は有料(250円)で小ループと大ループがあり、レクチャーを受けないといけません。
我々は、もちろん大ループを選択。レクチャーは10分おきに行われていて、レクチャー後は散策路に放たれるので、トイレと水分補給は済ませてからにしましょう
水は持って行くことが可能だけど、匂いのついているものは一切禁止クマから身を守るためです。レクチャーの内容は結構怖いので、よ~く見ておくこと
ではでは、大ループの方へ進みますよ~
この時は列の先頭にいたけど、後ろの人に譲りながら、自分たちのペースで歩けるので、渋滞なんかはありません
時々こんな風に木道になっていて歩きやすい箇所も。
まず1つ目の五湖に到着しました~っすっごい綺麗~っ
五湖からは割とすぐに四湖に到着。撮影ポイントにはこの看板が設置されていて、撮影しやすく整備されているので、写真が取りやすい渋滞もありませんでした
三湖まではちょっと遠かったかな。。周りに人影がなくなると何となく不安になるので、手をたたいたり、歌を歌ったり主ながら進み、三湖に到着~
三湖から二湖までは比較的近かったかな。二湖は一番大きく感じました~っ
知床連山が湖に映って、どの湖もホントに綺麗二湖からは小ループと道が合わさるので、小ループを逆行しないように気をつけましょう
そして最後の一湖。水草が湖をほぼ覆いつくして、他の湖とはちょっと違った雰囲気。この辺まで来ると、さすがにちょっと疲れて来たかな
それにしても、、知床峠にいた時は、(今日は観光としての景色は望めないな)なんて思っていたのに、こんなに素晴らしい景色が見られて感動~っ
歩き始めてから約1時間経過し、テッカテカになっている私
高架木道から見た知床連山と一湖。う~む、これもいいけど、地上散策路の方が好きかなぁ
高架木道からは、海も見えて、これは素晴らしい~っ
シカがいる~っと、みなさん大はしゃぎ散策中、結局この1頭だけしか見えませんでした。
高架木道も結構長い地上散策路では余裕だった賢人(けんじん)くんも、身を隠す場所が一切ない高架木道ではバテ気味です
あっやっとゴールが見えて来たよ おじいの苦難はまだまだ続くのであった。。
ゴール間近の高架木道の展望スペースにたどり着いたのは、15:35大ループは案内通り、約90分で周れそうです
知床連山の山の名前が解説されていました。右から羅臼岳、三つ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳、知円別岳、硫黄山、知床岳。一般的に言う知床連山って、これで良かったんだっけ
いやぁ~、後半の高架木道は暑かった~っということで、思わず冷たいモノに手を出したくなるところに売店があります
”知床五湖名物”という文言に釣られて”コケモモソフトクリーム”を購入。350円。
「あんまぁ~ぃ」とあまりの甘さにビックリ浜中町のソフトクリーム以来、食べていなかったので、その違いに驚きましたが、疲れた体にこの甘さはありがたかったです~ちなみに、店内の冷房は弱く、ちょっと日向のこの席は猛烈に暑く外の方が風が気持ちいいので、外のベンチで食べる事をお勧めします
知床五湖散策、すんごく良かったね~と興奮冷めやらぬ我々それにしても汗だくなので、お風呂に入りたいところ。。ウトロの道の駅に1泊して、高いお風呂に入るのも手だけど、どうする
そんなことを話しながら走っていると、海が見えてきました。もうウトロだよ~
ウトロでは、以前から気になっていた、漁協婦人部食堂の場所が確認できると、何となく満足。
やっぱり先に進もう、ということで、結局ウトロ泊はやめて、斜里に進みますでも、斜里の道の駅は狭くて車中泊が目立つので、斜里ではスーパーで買い物だけにして、小清水まで進むことに決定小清水まではドライバー交代です
小清水までは、国道334号線を西に進みます。斜里岳が悠々とそびえ立って、綺麗~
斜里岳を見ながら、小清水の温泉に到着~
ここも『HO』で半額になる温泉です
TVなしサウナ、水風呂、ジェット付き寝湯、泡風呂、足湯あり。露天風呂無し。
リンスインシャンプー・ボディソープ、無料ドライヤー1個あり。
入浴料は450円(今回は『HO』で半額)。お湯は少し黄色みがあるトロリとしたお湯で気持ち良く、サウナも空いていて快適でした。水風呂は少しぬるかったかなぁ。。
2時間ほどサウナを楽しみ、集合した休憩室には、小清水町の観光マップがありました。う~む、かなりのスカスカぶり。鳥のように見えたら相当綺麗なんだろうけど
小清水からは、浜小清水の道の駅か、さっつるの道の駅か悩みましたが、海風の吹かないさっつるに行くことに。さっつるの道の駅に着いたのは21時過ぎ遅くなってしまった~
昨日バーベキュー用に買ったお肉が残っていたので、今日も焼肉
斜里のスーパーで半額になったお肉を追加で買ってしまったので、豚肉三昧の夕食になりました
美味しかった~けど、お腹いっぱい過ぎ~
■本日の移動
今日は標津からさっつるまで移動してきました。その間に、念願の知床五湖散策もできて、夏ならではを味わうこともできましたそれにしても知床五湖の綺麗さは、想像以上のモノそして、何より、クマが出るかもしれないという大自然の中に身を置いて散策できた、というのも、より感動できた要因だと思われ。北海道で暮らしている方々に少しは近づけたような気がして、貴重な体験ができました夏ならではの体験、これからもできるといいなぁ
それでは、また