人は感情を持つ生き物です。
その感情を守るには、論理が必要です。
世の中には、
論理を理解する事によって感情を守ろうとする人と、
論理を無視して感情を守ろうとする人が居ます。
分かりやすい例を挙げるなら、
エアコンのコンセントを抜くか抜かないか？
夏場や冬場、エアコンを頻繁に使う季節に、
こまめにコンセントを抜かれてしまったら、
使おうとするたびにコンセントを差し込む手間がかかり、
家族は嫌になってしまうでしょう。
ですから、
頻繁に使う季節はコンセントをさしたままにする。
エアコンをほとんど使わない季節は抜いておく。
これなら、誰が聞いても、納得するでしょう。
（あくまでも例なので、節電云々はここでは考えません）
「今は冬で毎日必ずエアコンを頻繁に使うから、
コンセントをさしたままにしておこう。」
と言う論理があり、
それを皆が納得すれば、
家族間でケンカは起きません。
家族皆の感情が守られます。
しかし、
もし、家族の中に、
自分が使いたい時にコンセントがささっていないと怒り出す。
エコの話を聞いた直後だけ、真夏だろうが真冬だろうが、
コンセントを頻繁に抜く。抜いてないのを見たら怒り出す。
と言う人が居たらどうなるでしょう？
自分の気持ち一つで、
家族を振り回している場合ですね。
これでは、ケンカが絶えない家庭になってしまいます。
なぜそうなってしまうかと言えば、
そこに一貫した論理が無いからです。
論理と言うより、
ルールと言った方が分かりやすいかもしれません。
このように、
ルールがあって、初めて皆の感情が守られます。
しかし、
いわゆるマイルールを振りかざす人が居ると、
争いが絶えません。
これが、
感情を守るために論理が必要
と言う事なのです。
家族皆が納得出来るルールを作る事で、
皆が安心して過ごしやすい環境を作る事が出来ます。
しかし、
その時その時の感情で、
言う事をコロコロ変える人が居ると、
その環境は劣悪なものになってしまいます。
ですから、
論理が大切なのです。
正しい論理（ルール）が通る世界を、
善業界と言います。
人それぞれ好き勝手な屁理屈を押し通す世界を、
悪業界と言います。
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