アドラー心理学について書かれた
”嫌われる勇気”という本。
かなり有名な本なので、知っている方も多いかと思います。
でも、
その中に出てくる、”課題の分離”が出来ている人は少ないかも知れません。
「私は私。あなたの期待を満たす為に生きている訳じゃない。」
この思想を持ち、実践するには、とても勇気がいるのです。
親が認知症になってしまったり、
怒ってばかりいる老人になってしまったとき、
今まで受けてきた恩と天秤にかけ、
それでも、親の期待を満たさないと決意するのは、
とても勇気が必要です。
親にそう言う事をすると言うことは、
自分もいつかはそうなると認めること。
人は自分を基準に物事を考えるので、
親を施設に入れるとと言うことは、
自分も同じ目に合う事になるのです。
それでないと、
単なる虫の良い話になってしまう。
「独生独死、独去独来」
(どくしょうどくし どくこどくらい)
人は一人で生まれ、一人で死にゆく。
一人で来て、一人で去って行く。
これを認める勇気。
その勇気を持てた者が、
自分の人生を歩むことが出来る様になるのです。
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