おはようございます。
今日は、「罪深き自粛警察」
と言うお話です。
今回のコロナ過において、
”自粛警察”
と言う言葉が使われるようになりました。
自粛していない人を責め立てる人のことを、
批判的な意味を込めて、そう呼ぶ様です。
自粛していない人が悪なのか?
それとも、
それを責め立てる人が悪なのか?
そんな議論が繰り広げられています。
しかし、
”目に見えている行為”だけで
人を判断するのもまた問題です。
自粛したくても出来ない中小企業もあります。
従業員の給料を確保するためとか、
顧客からの強い要望に答えるためとか。
また、
自粛警察と呼ばれる人の中にも、
「パチンコ屋に行列が出来て、我が家の前まで長蛇の列。
うちには病気の高齢者がいるから、感染しないか心配。」
と言った事情を抱えている人もいるでしょう。
どちらの言い分も、筋が通っています。
どちらも直接的な被害を被っています。
ですから一概に、
こっちが悪、あっちが悪、
とは決められない問題です。
真の悪は、
自分は直接的な被害を被っている訳ではないのに、
当事者達の事情もろくに知らないのに、
あれやこれや言うことでしょう。
いわゆる外野の人間が、
自分の意見の正当性をアピールするためだけ、
承認欲求を満たしたいだけ、
で、
ごちゃごちゃ言うことが最も悪なのです。