あなたはお子さんに対し、
何をしてあげられますか？
これからの時代、
ロボット化、ＡＩ化が加速し、
就職難の時代に突入する可能性は高くなる
との予測がすでに出ています。
しかし一方で、
ロボットやＡＩのプログラミングをする人材は、
圧倒的に不足するとの予測も出ています。
誰でもできる仕事は、
ロボットやＡＩに依存するようになる為、
単純作業の労働力はほとんど要らなくなり、
反面、そのロボット、AIをコントロールする
専門的な知的労働力は不足するのです。
つまり、この先、
勝ち組、負け組がくっきりと分かれる事が
予想できます。
誰でもできる事しか出来ない人間は負け組。
特殊な能力を持っている人間は勝ち組。
その様に２極化していく事は容易に想像出来ます。
あなたは愛するお子さんに対し、
何をしてあげられますか？
ここで多くのお母さんは、
間違った選択をしてしまいます。
様々な方面から情報を集め、
どこの塾に行かせるべきか？
どんなスポーツをやらせるべきか？
何を学ばせれば良いか？
など決断に翻弄されるのです。
しかし、よく考えてみて下さい。
あなたが入手できる情報は、
誰でも入手可能な情報ではないでしょうか？
また、
その信憑性はどれほど高いものなのでしょうか？
ここで一つ疑問が湧きます。
誰でも入手可能な
信憑性の低い情報の渦に飲み込まれている・・、
そんなあなたを日々観ているお子さんは、
本当に勝ち組になれるのでしょうか？
ハッキリ言いましょう。
まず無理です。
子供は、親の言う様には育ちません。
親の様に育つのです。
幸せになる方法を探し回っているあなたの姿を見て、
あなたのお子さんも同じ事を思うのです。
「ああそうか、幸せとは探し回るものなんだ。」
と。
無意識レベルでその様な教育を
あなたはお子さんに対して
してしまっているのです。
幸せとは探し回るものでしょうか？
溢れる情報の中から見つけ出せるものでしょうか？
違います。
幸せとは、積み上げるものです。
”これ”と目的を定め、
それに向かってコツコツと積み上げた結果、
幸せの果実が実るのです。
確かに、この先、
ロボットやＡＩのプログラミングをする人材は
不足するのかもしれません。
しかし、だからと言って、
プログラミングを学べば勝ち組になれるかと言えば、
答えはノーでしょう。
なぜならば、
根本的な思想が稚拙であれば、
また時代が変わった時に、
また情報の渦に飲み込まれ、右往左往する事になるからです。
時代は刻一刻と変化します。
今、私が言っている、
「プログラマーが不足するらしい。」
と言う情報も、誰もが入手可能な情報です。
と言う事は、
すでにプログラマーを目指しているお子さんは
多数いると言う事です。
その中で勝ち組になれる人間はほんの少しでしょう。
おそらく、
プログラムをプログラミングするAIが生まれ、
プログラマーもやがて要らなくなると
容易に想像できるからです。
まるで”イタチごっこ”の様な世の中です。
その中で、情報に右往左往する人々は、
間違いなく、負け組になる。
私はそのように予想します。
あなたはお子さんに対し、
何をしてあげられますか？
私からの提案はこうです。
まずは、あなたが変わる事です。
仏教の言葉に、”業は三世に渡る”
と言う言葉があります。
あなたの業（習慣）が、あなたのお子さんに宿り、
お子さんの業が、お孫さんに宿るのです。
あなたが情報に右往左往する人生を歩んでいれば、
あなたのお子さんも同じようになるでしょう。
お孫さんも同じようになるでしょう。
つい先日のテレビで、
「いつやるの？今でしょ！」
で有名な林修さんが、
”学歴は家庭で再生産される”
と言っていました。
「自分が高卒で何とかやっているから、高卒でも良い」
と考える親の子は高卒になり、
その結果、大卒の人達との接点がなくなり安心していられる。
しかしそれは、
世の中の一部しか観ていないだけで
実は取り残されているだけである。
と言った内容でした。
ここでも、”業は三世に渡る”
が証明されています。
ですから、まずはあなたから変わるべきなのです。
あなたが、確固不変の真理を学ぶことで、
刻一刻と変わりゆく世の中に対応できる能力を身につければ、
あなたのお子さんもお孫さんも、
時代の変化に対応できる人間になっていくでしょう。
ここで言う、確固不変の真理とは
例えば、論理、心理、倫理などです。
論理的に物事を考えられる力は、
これからの時代、必須です。
感情的にやりたい事だけをやっている人間は淘汰されるでしょう。
心理学を学ぶことも必須です。
「今、人々は何を求めているのか？」
と、他者の心理が分かる人は、
時代に合わせ、次々に新しいサービスを開発できるでしょう。
一方で、他者の心が分からない人間は、
ワガママになり独自路線を突っ走った結果、淘汰されるでしょう。
倫理も大事です。
道徳と言い換えても良いです。
集団生活の秩序を守れない人間が
これからの厳しい時代を生き残れるはずもありません。
頭脳、心、調和。
これらは確固不変の真理です。
時代がどう変わろうと、
変わらずあり続けるものです。
これら
論理（頭脳）、心理（心）、倫理（調和）
について学ばず、淘汰された人間は、
バーチャルな世界で生きるしかありません。
何も考えず、ただ一人で、
虚しく仮想の世界で生きるだけになるのです。
今、仮想世界の進歩が著しいです。
ゲームをしても、
これは現実なんだ、と錯覚するほどの
出来栄えです。
恋愛も、アダルトな世界も、
コミュニケーションも、
仮想世界であたかも
”出来ている”様な錯覚を味わえるのが、
今の世の中です。
でも、実はそんな仮想世界に生きる人間は、
すでに淘汰された負け組なのかもしれません。
これが私の予想です。
あなたはこれを、”バカげた作り話”と思うでしょうか？
それとも、
ほぼ間違いなく訪れる未来予想と思うでしょうか？
あなたは愛するお子さんに対し、
何をしてあげられますか？
子供は、親の言う様には育ちません。
親の様に育ちます。
ですからまずは、あなたから変わる事。
これが私の提案です。
とは言え、
人はそう簡単に変われません。
それもまた真実。
論理も心理も倫理も、
一朝一夕で身に付くものではありません。
ですから継続力が求められます。
継続力は、
勝ち組になる為に必要な、
最低限の基礎体力です。
継続できない人は何をやっても身に付きません。
ですからまずは基礎体力である継続力を
身につける必要があるのです。
そして、
継続力と言う基礎体力をつけるには、
”楽しく気楽に続けられる事”から始めた方が良いです。
あなたが苦しみながら何かを学んでいたら、
それを観ているお子さんは、
「人生も勉強も、辛く苦しいものだ。」
と思ってしまいます。
やはり、楽しみながら気楽な気持ちで
毎日コツコツ続ける事が大切です。
勉強もスポーツも全部そうですよね？
好きこそものの上手なれ
悲壮感を漂わせ何かを続けても、
それは絶対に身に付かないでしょう。
ですから、
まずは、”毎日聴き続ける事”を推奨します。
”文章を読む”と言うのは、
意外に疲れますし、
読書の習慣がない人には辛い事です。
しかし、聴くだけなら誰でも出来ますし、
料理をしながらでも、洗濯物をたたみながらでも出来ます。
実は私も、聴く事から入りました。
それまで読書の習慣すらなかった私が、
今では多くの書籍を読破していますし、
こうして文章を書く事も出来るようになりました。
やはり、聴く事から始める方が良いのです。
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第一回配信は９月１０日から１７日までを予定しております。