映画を見始めるとついつい、予告編に惹かれ、次々と見たくなり、しばらく映画館通いをしてしまう。

その1本が『トゥ ザ ワンダー』
期待せずに見た映画だったけど、とてもおもしろかった。
「愛」に関する考察とでもいえばいいのだろうか・・・哲学的な香りのする映画だった。
監督が、哲学専攻だったというのが関わりあるのかもしれない。
ひと組のカップルの愛の芽生えから破局までをひとつの柱に、もうひとつは、教会の司祭の目を通して、「愛」を見つめる。
エロスとアガペーなのか・・・?

セリフは、最低限しかなく、映像は、過去と現在を行き来する。とてもおもしろい映画だと思った。
でも、好みは分かれると思うけど。