おひさまを浴びて、ベランダでネコが心地よさそうに昼寝している。

彼の姿を目の端に止めながら、ベランダの椅子に座り、静かに流れる時を堪能する。

そう、映画「めがね」の中であったセリフのように 「たそがれる」。


目の上にひろがる青い空とそれを切り取るアパートのベランダにひらめく、色とりどりの洗濯物が平和な時が

静かさを呼び寄せる。


ふっと、思う。

こういう風に心おだやかに過ごせる時を持てるというのは、ささやかな幸せだと。

ゆっくりとイスから立ち上がり、先日ネットで注文をしたばかりの本

「ターシャ・チューダーの世界」をめくりながら、同じ日に届いたDaniel Powterの曲をかけてみる。

紅茶は、いつものアールグレイに

今日は、到来物の北海道のチーズケーキを添えて、

ささやかな贅沢な昼下がり。


時には、毎日同じ日、同じことの繰り返しというセリフを友人から聞くこともある。

でも、日々は、すべて違った色をもってめぐってくる。

空の色も、風の音も、空気の流れさえ、

それを感じられる私でいたいと思う。