突然真夜中に

私の中で、ムクムクと膨れ上がり、蠢きはじめるものがある。

ときには、それは、皮膚のひとつひとつから吹き出てくるほどにもなり、

叫びたい想いを飲み込むのに時間がかかる。


「不安」とか

「怖れ」とか

そういった表示をつけられたものたち


目に見える「不安」や「怖れ」は

静かに対峙してあげれば

いつか、それは想い出という色合いに変わる

でも、灰色の姿なき、ものは、

一体なになんだろうか?


それは、「死」に対する潜在的な慄きなのか

それとも、明日への何気な不安なのだろうか