15年以上続いた犬達との生活が、昨年11月にぴたりと止まってから、早5ヶ月…
酷いものです
体力がガクッと落ちて、スタミナも持久力も全く無くなってしまいました
今日もわが家へ友達がワンちゃんを連れて散歩に誘いに来てくれたのです、が、
全然ついていけないんです
時々今でも カールとの日課だった星空散歩を夕食後に夫婦2人きりでしていますが、そのテンポでは遅すぎるんだなぁと気が付きました
はぁ〜…こんな運動不足になってたなんて、参った参った、って苦笑いです
そういえば私のお散歩最長記録は4時間30分です
これは私がワン達と出会って2年後の30代後半に差し掛かった時に出した記録です
お相手は、勿論カール!と言いたい所ですが、正解はカールのお母さん犬の「もんぷ」です
もんぷは当時5才くらいで、出会ってから色々な場所へたくさん散歩に行っていたし、その日が何か特別だった訳ではありませんでした
でも何故だか、ふたりで歩いたんですよね
歩いて、歩いて、何処までも歩いて…、正直途中で道が分からなくなりました
だから一回だけ家族に電話して、自分達がどの辺に居るのか確認しました
本当は、全然遠くまで来てはいませんでした
多分大きく大きくこの町をぐるりと周っただけだったんです
まーっすぐ行って、回れ右をして、またまーっすぐ戻ったら2時間もかからないで帰って来られた位の距離です
でも楽しかった、そして凄く疲れた
そうそう、歩いてる時にしんどくなって 代わる代わるへこたれてたんです
「もんちゃん、もうギブアップだよ、疲れた、だめだ〜もう歩けない」って私がなったり
「もう、疲れたからここで寝る!」ってもんちゃんが寝そべってしまったりして
そうすると今度は、代わる代わる励まし合うんです
しゃがみ込んで膝に頭をくっつけてる私に
「大丈夫、もう少しだよ」
そう言うように、リードに繋がれた首をくいくいっと前へ進むよう引っ張ったり、私のすぐ隣にくっついて、髪の隙間から頬を探して舐めてきたりしました
私はもんちゃんの頭を膝に乗せて、休憩しました
多分人間の年齢に変換すると、私たちは同い年くらいだったんじゃないかなぁ
気分は親友でした
だから言葉もいらなかった
どうして歩きたくなったんだろう
今でもそれはわかりません
だけど何も言わずにふたりで過ごしたこの時間は忘れることが出来ません
後にも先にも、こんなに長い散歩はきっとないだろうな
さて、次回友達とワンコが散歩の誘いに来る時まで、体力付けとかなくちゃ!
今日からスクワット100回やってから寝るぞ〜w
やすきち