シロアリ被害は深刻な問題です。しかし、早期発見・早期対策で被害を最小限に抑えることができます。そこで、今回はシロアリ駆除業者による無料調査の内容を、実際の調査に沿って詳しく解説します。
調査の流れ
シロアリの無料調査では、主に以下のようなポイントを見ていきます。業者によって手順は違いますが、まず最初に建物外部の状況を確認し、「シロアリがいるとしたらどこから侵入したか?」を探るのが効率的です。
①外回り
- 基礎際や木製の物置など、シロアリが侵入しやすい場所をチェックします。
- 蟻道や木材の被害状況、湿気などの環境を確認します。
- 亀裂や隙間など、シロアリの侵入経路となる可能性のある箇所を調査します。
②玄関
- タイル下や巾木など、シロアリ被害が多い場所を重点的に調査します。
- 床下への侵入経路となる可能性のある箇所をチェックします。
- 被害状況を写真撮影し、報告書に記録します。
③浴室
- タイル目地や亀裂など、シロアリの侵入経路となる可能性のある箇所をチェックします。
- 床下への侵入経路となる可能性のある箇所をチェックします。
- 被害状況を写真撮影し、報告書に記録します。
④床下
- 防護服を着用し、床下に潜って調査します。
- 木材の被害状況、蟻道、シロアリの生息状況などを確認します。
- 被害状況を写真撮影し、報告書に記録します。
- 床下の湿度や通気性なども調査し、シロアリが発生しやすい環境かどうかを確認します。
調査のポイント
シロアリ被害の兆候を見逃さないように、隅々まで丁寧に調査します。
被害状況を写真撮影し、報告書に記録します。
床下の環境も調査し、シロアリが発生しやすい環境かどうかを確認します。
調査結果の報告
一般的には、調査終了後に調査結果をお客さんに報告します。報告内容は以下の通りです。
- 被害状況
- 被害箇所
- 被害程度
- 今後の対策
- 見積もり
無料調査の活用
シロアリ調査は、多くの業者で無料で実施しています。シロアリ被害が心配な方は、ぜひ一度無料調査を依頼することをお勧めします。
まとめ
シロアリ調査は、早期発見・早期対策のために非常に重要です。今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ積極的に調査を依頼し、シロアリ被害から大切な住まいを守りましょう。
その他
調査時間は、建物の大きさや構造によって異なりますが、一般的には30分から2時間程度です。
調査当日は、床下や玄関周りなど、調査箇所の周辺を整理しておくとスムーズです。
調査結果に基づいて、駆除が必要かどうかを判断します。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。