シロアリ被害は、深刻な問題です。駆除業者に依頼するのも良いですが、自分でできる対策もいくつかあります。
今回の記事では、実際に業者の方がお住まいの家を見ながら説明していた、シロアリ被害が多い場所トップ5をご紹介します。
1位:玄関
玄関は、シロアリ被害が最も多い場所です。
- 上がり框
- 框部材
- ドア枠
- 付け框
- 巾木
これらの場所は、湿気が溜まりやすく、シロアリが好む環境です。
対策
- 換気を良くする
- 水拭き後はすぐに乾燥させる
- 下駄箱の下など、見えない場所も定期的にチェックする
2位:浴室
浴室は、湿気が多く、水漏れも起こりやすい場所です。
- 在来浴室
- 土台
- 柱
- 浴室ドア枠
これらの場所は、シロアリにとって格好の餌場となります。
対策
- 浴室乾燥機を使用する
- 水漏れがないか定期的にチェックする
- 浴室ドア枠は木製のものを使用しない
3位:和室
和室は、湿気が溜まりやすく、押し入れなど物が多く収納されている場所です。
- 押し入れ
- 畳
- 床下
これらの場所は、シロアリが隠れやすく、被害が拡大しやすい場所です。
対策
- 換気を良くする
- 押し入れは物を詰め込みすぎない
- 畳は定期的に掃除する
4位:トイレ
トイレは、水漏れが起こりやすい場所です。
- 便器と床の隙間
- 排水管
- 床下
これらの場所は、シロアリにとって水分補給の場所となります。
対策
- 水漏れがないか定期的にチェックする
- 排水管の掃除を定期的に行う
- 床下換気扇を設置する
5位:基礎断熱材
基礎断熱材は、近年被害が増えている場所です。
- 外気断熱
- 土台壁
- 断熱材内部
これらの場所は、シロアリが侵入しやすい構造になっています。
対策
- 基礎周りに荷物を置かない
- 定期的にシロアリ調査を行う
- 防蟻処理された断熱材を使用する
これらの場所は、シロアリ被害が特に多いので、定期的にチェックし、対策を講じることが大切です。
もし、シロアリの被害が心配な場合は、専門業者に調査を依頼することをおすすめします。
参考情報