春になると、家の中に黒い羽アリが飛び交うことがあります。これはヤマトシロアリの羽アリで、毎年4月から5月にかけて発生します。今回は、ヤマトシロアリの羽アリを見分ける方法と、実際に発生した場合の対処法についてご紹介します。

 

シロアリと黒蟻の見分け方



ヤマトシロアリの羽アリの特徴

  • 体色: 黒色で、背中に黄色い線1本
  • 体型: 寸胴型
  • 翅: 4枚あり、前翅と後翅はほぼ同じ大きさ
  • 発生時期: 春(4月~5月)
  • 発生時間帯: 午前~午後(日中)
  • 見分け方のポイント
  • 体色は白ではなく、黒色
  • 体型は寸胴型で、胸とお腹のくびれがない
  • 翅は4枚あり、前翅と後翅はほぼ同じ大きさ

 

黒蟻の羽アリの特徴

 

  • 体色: 黒色
  • 体型: くびれがある
  • 翅: 4枚あり、前翅が大きく後翅が小さい


発生時の対処法


建物外の場合

 

  • 建物との距離が近い場合は、専門業者に点検を依頼
  • 建物内(浴室・トイレ・キッチン)の場合


早急な対策が必要

 

  • 専門業者に点検と駆除を依頼

 


羽アリ駆除の注意点

 

  • 殺虫スプレーは逆効果
  • 羽アリは一過性
  • 根本的な解決には専門業者が必要

 


まとめ



ヤマトシロアリの羽アリは、黒い体色と寸胴型の体型が特徴です。発生時期と時間帯を把握し、見分け方のポイントを押さえておきましょう。

もし建物内で羽アリが発生した場合は、慌てずに専門業者に点検を依頼してください。早急な対応が、大切な家を守るために重要です。